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歯周病と認知症の関係

2018年08月25日

こんにちは!

歯科衛生士の澤田です(^-^)

 

今日は最近ニュースにもなった歯周病と認知症の関係についてお伝えしたいと思います。

以前は歯周病によって歯を失い噛む力が落ちることにより脳への刺激が低下して認知症が進行すると言われていましたが、原因はそれだけではないことが解明されてきました。

 

研究によれば、アルツハイマー型認知症と歯周病に相関関係があることが明らかになりつつあるといいます。

 

歯周病が認知症を誘発するメカニズムとは?

 

歯周病を放置した場合に歯周病菌によって酪酸が産生されることがあります。この酪酸が、アルツハイマー型認知症の発症リスクを高める可能性があると言われているのです。

口腔内で歯周病菌によって産生された酪酸が、血管を通して脳に到達すると、その部分で鉄分子・過酸化水素・遊離脂肪酸を過剰に生成します。これによって脳細胞が破壊されるというメカニズムです。

 

この研究結果を別の視点から見ると、歯周病の治療や予防によって、認知症の発症を防いだり、進行を遅らせたりすることができるとも考えられるのです。

 

歯周病を放置していると、歯を支えている歯周組織(歯槽骨や歯根膜)が破壊されていきます。やがて、歯がぐらつき始め最終的には歯が抜け落ちてしまいます。

 

歯周病の早期発見のためには、定期的に歯科へ行って検査をすることが何より大事です。歯茎から出血がないか、口臭の有無、歯茎の腫れなどが初期症状なので日常的に気にするようにしてください。

 

定期検査の他、ご自身で積極的にケアをすることも重要です。

歯周病のケアで一番重要なのはプラークコントロールです。プラークコントロールとは、歯ブラシの他に歯間ブラシやデンタルフロスなどを使ってプラーク(歯垢)を、歯と歯茎の境目や歯と歯の間から取り除くことです。これはご自身でできることですので、正しい歯磨きの仕方を身につけて是非実践を心掛けてください。

私たち歯科衛生士も歯周病治療やクリーニングだけでなく、お一人お一人に合ったケアの方法をお伝えすることで歯を守るためのお手伝いをさせていただきます(^-^)

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