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06-6355-2073
虫歯にならないことも、
もちろん大切ですが、
「歯並び」を含めた健全なお口、
そして「身体の発育」までを考えた診療を
行っています。
また、小さいお子様連れでも、
親御さんが治療中、
当院のスタッフがお子様を
大切に「お預かり」します。
よくこのような質問を受けることがあります。
「大人の歯が生えてくるから、子供の歯は虫歯になっても大丈夫ですよね?」
これは大きな間違いです。
乳歯には非常に大きな2つの役割が与えられています。
1つは、次に生えてくる永久歯を適切な位置へ誘導する役割。
生え換わる時期に乳歯がすでに虫歯でダメになっていた場合、永久歯を適切な位置へ誘導が出来なくなったり、永久歯自体が生えてこなくなる場合もあります。また、乳歯の虫歯菌が大人の歯に感染し、生えてきた大人の歯がすぐに虫歯になってしまう場合もあります。
2つ目は、乳歯は永久歯が生えてくるスペースを確保する役割も担っています。
虫歯で乳歯を抜いてしまった場合、その隙間を埋めるように、両隣の歯が寄ってきます。そうなると、永久歯が顔を出すスペースがなくなり、正しい方向に生えることができず、噛み合わせが悪くなる原因となります。
また、患者さんから「虫歯は遺伝ですか?」とよく質問を受けますが、虫歯というのは遺伝ではありません。感染症であり、生活習慣病なのです。一生健康な「お口」でいるためにはできるだけ早い時期に予防習慣を作ることが重要になります。
虫歯になるメカニズムがすでに解明されているため、予防をしっかりすることで虫歯を防ぐことができます。三つ子の魂百までといいますから、小さい頃からお子様に予防を習慣づけてあげることは大きくなってからの口腔内のリスクを軽減することにも繋がります。
白くて美しい健康な永久歯は、親から子への最高のプレゼントです。
正しい知識を身につけて、私達と共にお子様のお口を守りましょう。
当院では、虫歯治療・虫歯予防の他、お子様のお口、そして健全な身体の発育を促す取り組みを行っています。まずはお口・体の健やかな発育のための取組をご紹介します。
口呼吸は歯並びの悪化と顔面成長を悪化させる可能性があります。また、病原菌が喉の粘膜から直接取り込まれてしまい、健康にも良くないので、鼻呼吸へ促す指導を行っています。
普段何もしていない時に、舌が常に歯に触れていたり押し付けている場合はこの癖に該当します。舌先は上の前歯の付け根の少し手前あたりに当たっている状態が正しい位置です。たとえ小さな力でも舌の力によって歯並びは崩れてしまいます。
これらの生活習慣の改善指導は「歯並びの改善」効果があります。
その他、下記のような問題も改善できます。
均整のとれた適切な歯並びは「見た目」だけでなく、「虫歯・歯周病予防」にもなります。これは、均整のとれた歯並びには、磨きにくい箇所も少なく、食べカスが歯に詰まりにくいことになります。
その他、「集中力や持続力」などお子様の生活全般のレベルアップも期待できるという研究報告が出ていますので、歯並びがおかしいなと思いましたら、治療するしないに関わらず、まずはお気軽にご相談ください。お子様の本格的な矯正治療のページもありますので、お子様の歯並びが気になる方は矯正歯科をご参照ください。
その他、当院で行っている小児歯科の特徴をご紹介いたします。
小児歯科で大切なことは、お子様の意思を尊重すること。
お子様が初めて来院される時は、まずは雰囲気に慣れてもらい、院長やスタッフを仲の良い友達として認めてもらえるような関係性を構築することから始めます。じっくりお子様とお話し、「診療台に座る」「器具を触ってもらう」練習から始めることで歯医者の雰囲気に慣れてもらいます。
緊急時を除き、突然治療を始めることはありませんのでご安心ください。
嫌がるお子様を無理やり診療台に座らせて治療を終えたとしても、お子様は大きな心の傷を抱えてしまい「もうこんな怖いところには二度と行きたくない」というトラウマを植え付けてしまいます。トラウマというのは一度味わうとなかなか克服できることではないですし、虫歯になっても歯医者に行かない大人に成長してしまいます。お子様の将来を考えると何も良いことはありませんし、当院としてはそのような事態は是が非でも避けたいと考えています。
お子様には「困難に打ち勝つ力が必ず備わっています」
親御さんには、お子様が歯医者嫌いを克服していく姿を私たちと一緒に見守っていただきたいと思います。これまでの経験上、しっかりコミュニケーションをとり、お子様のペースで対応することで多くのお子様は心を開き、治療に協力してくれます。
当院と一緒にお子様の成長を見守りましょう!
お子様が歯医者嫌いになる主な原因は治療中の「痛み」によるものです。
この「痛み」を可能な限り少なくすることでお子様の歯医者に対するイメージを変えることができると考えています。当院では、次のステップを踏んで、可能な限り痛みを抑えた治療を実施しています。
多くのお子様が嫌がるのは、麻酔注射をする時の痛みです。
事前に注射する箇所に麻酔液を塗ることにより注射時の痛みを軽減します。この表面麻酔をするのとしないのとでは痛みに大きな違いがあります。
針は細ければ細いほど痛みは少なくなります。
当院では極細の針を使用しているのでほとんど痛みを感じることはありません。
お口の中には痛みを敏感に感じる部位、あまり痛みを感じない部位が存在します。
我々歯科医師は解剖学的な知識も持ち合わせていますので、どの部分が痛いのか、どの部分が痛くないのかをしっかり把握しています。そのため、極力痛みを感じにくい部位に針を刺すことを心掛けています。
麻酔時に痛みが生まれる原因の一つは、麻酔液が体内に注入されるときの圧力です。当院では、麻酔液の注入速度や圧力をコンピューターによって自動的にコントロールできる電動麻酔注射を用い、麻酔時の痛みを軽減しています。
「痛みを軽減」する他、当院では「キ~ンという音を最小限に抑え恐怖を感じさせない治療」も実施しています。具体的には下記の取り組みを実施しています。
「キ~ン」という歯を削る音は大人でも嫌なものです。
当院ではこの音を最小限に抑えた5倍速エンジンを活用しています。
これは手の力で虫歯感染部分を除去する道具ですので、あの不快な音はしません。
最後になりますが、虫歯にならないための口腔環境作りは、3歳までが勝負なのはご存知でしたか?
虫歯は感染症の一種です。つまり、3歳までに感染する機会をお子様に与えなければ、その後、虫歯菌が入ってきたとしても簡単には感染しなくなるのです。これは世界的な統計でも実証されています。
虫歯の全くない子供たちをたくさん育てるには、そして健全なお口の発育、そして身体の発育を促すためには、生まれてから考えるのでは遅いと考えています。赤ちゃんがお腹の中にいる時期、つまりマイナス1歳からの取り組みが大切です。
具体的には、お母さんの妊娠中の食生活指導や、姿勢指導、口腔内管理。そして0才からは、赤ちゃんの正常な呼吸と嚥下のための、抱き方、寝かせ方、寝床・枕の作り方、授乳の姿勢、抱き方の姿勢等の指導、その後成長に合わせた指導などです。
お子様を虫歯ゼロで育て、健全な成長を促すことはお子様への最高のプレゼントだと当院では考えています。
そのためのお手伝いを私たちにさせてください。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話しいただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。