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歯の神経が虫歯に侵され、
「抜歯になります」と言われてしまった方。
そして、
「抜歯後はインプラントになります」と
言われてしまった方。
まずは 精密な「根管治療」を
検討してください。
医院を選択する上で
大切なことは下記になります。
これらの条件はすべての医院に
当てはまるわけではありません。
しかし、この条件が揃うことで、
抜歯を回避することも可能になります。
治療費:保険診療となります。
リスク(副作用):根管治療をした歯は脆くなっているため、破折やひび割れのリスクがあります。
治療後は正しくメンテナンスをしないと虫歯が再発することがあります。
治療費:保険診療となります。
リスク(副作用):治療直後は反応的な痛みや腫れが出る可能性があります。
治療による症状の改善が認めない場合、外科的根管治療が必要になります。
当院で行う根管治療は「精密」「可視化」「無菌」をコンセプトにしています。
それぞれご紹介します。
精密な治療を実現させるために必須のアイテムは肉眼よりも何倍も視野を拡大してくれる「マイクロスコープ」「高倍率ルーペ」です。根管治療は通常の治療よりも非常に繊細な治療となります。下の画像をご覧ください。
根の形は非常に複雑です。
これらは肉眼だけではどうしても対応できません。目で確認できる限界があるためです。
しかし「マイクロスコープ」や「高倍率ルーペ」を利用すると、これらをしっかり目で確認した状態で治療を進められます。マイクロスコープは肉眼と比べどのくらい視野を拡大できるかの比較は下記になります。
このように「精密さ」を追求した拡大治療は必須です。
根管治療の費用・リスクなど
治療費:110,000円〜330,000円(税込・一歯あたり)
リスク(副作用):歯根が湾曲し、根管の形態が複雑な場合、治療が奏功しないことがある。 根管治療により、根管~根尖を触ることで、歯根に痛みや違和感が出現することがある。
当院では新たに2台目のマイクロスコープ(ネクストビジョン)を導入しました。
完全デジタル化されており、視認性がより高まり、治療精度が向上しています。
他院で抜歯と言われた・・・・、治療がなかなか終わらない・・・・とお悩みの方、一度ご相談ください。
可視化とは「見えないものを見えるようにすること」です。
一般的に行われている根管治療では二次元で撮影できる「デンタルレントゲン」というもので根管治療の診査診断を行います。しかし当院ではケースによっては三次元の撮影を可能にする「CT」を利用します。なぜ三次元のCTを利用するのか。それは二次元だけでは見えない部位が存在するためです。
下の画像をご覧ください。この画像はデンタルレントゲンとCT画像の比較となります。
丸を付けた部分が問題の箇所ですが、デンタルレントゲンだと、この丸の部分に黒い色がついていませんので、問題箇所を見落としてしまう可能性があります。
問題部位が発見できなければ当然治療を行うことはできません。
根管治療において「可視化できるか否か」。これは治療の成否を左右する大切なことです。
他院で治療を受けた方から、「根管治療を受けたはずなのに、また痛みが出てきてしまった……」といったご相談をお受けすることが多いのですが、再発してしまうのは何故だと思いますか?
「感染部位の取り残し」、そして治療中に唾液に含まれる「細菌」が入ってしまうことが原因です。いかにして、無菌状態で治療を進め、かつ、根管を無菌状態まで清掃できるかが根管治療の成否を分けます。当院の取り組みをご紹介します。
「ZOO」とは、口腔内の唾液や細菌による治療部位への感染を防ぐ道具です。
具体的には、バキューム(お口の中の水を吸うもの)にこれをつなぎ、口腔内細菌や唾液を吸い上げることで感染の危険性を減らします。
根管治療を成功させるためには、細菌感染を防ぐことが大切です。
根管治療では、ヤスリのような器具で根管内の汚れを削っていきます。ヤスリでものを削ると細かい削りカスが出るのと同様に、根管治療でも歯質を削る際にカスが出ます。
このカスにはたくさんの菌が存在していますので、除去しなければなりません。しかし、手用の器具では限界がありますので、治療後に再発させてしまう医院では完全に除去せずに、空けた穴に蓋をして根管治療を終えてしまいます。
一度治療して治ったと思っていた箇所が再発してしまう大きな原因は、ここにあります。
この問題を解決するのが「EDTA」「3mix」という薬剤です。
専門的な話になりますので詳細は割愛させていただきますが、簡単にご説明すると、これらは、根管治療で生じた削りカスを溶かし、殺菌することで根管内をクリーンな状態にし、病気の再発を防ぐものです。
根管治療の最後の仕上げとして「根管充填」という工程があります。これは、歯の神経を取ったことにより空洞になった根管内を緊密に塞ぐ処置のことを指すのですが、この際、隙間を完全に塞ぐことが出来なければ、再び感染してしまう可能性が高まります。一般的には「ガッタパ―チャ」と呼ばれる、ゴムのようなもので隙間を塞ぐのですが、複雑な構造の根管内をこのガッタパ―チャでは完全には塞ぎきれないケースがあります。
一方、当院が導入している「MTAセメント」では、根管内を隅々まで緊密に塞ぐことができ、かつ、殺菌作用があり、歯の組織再生効果も兼ね備えているため、通常では塞げない穴の開いたケースでも使用することで良好な治療の経過が期待できます。
MTAセメントの費用・リスクなど
治療費:22,000円(税込・一歯あたり)
リスク(副作用):治療後に生活反応がなければ、残念ながら神経を取る根管治療が必要になります。 また、MTAセメントが使用できるかどうかは歯科医師が肉眼で虫歯の進行を確認するまで判断ができないという点も注意が必要です。
根管治療には、感染した神経を除去する処置の他、症状が進行して歯の根の先端に「膿」が溜まってしまう症状や、根管が割れてしまう症状の回復まで含まれます。
当院では難しい症例(他院で抜歯の選択をされることも多い)もこれまで多く対応してきました。それぞれご紹介します。
根管治療がうまくいかなかった場合、根の先端に「膿の袋」ができる場合があります。膿の袋があまり大きい場合は抜歯になりますが、そうでない場合は、外科的に根尖(根の先)を切断すると同時に膿の袋を摘出する処置を行います。それを歯根端切除術と言います。
歯根端切除の費用・リスクなど
治療費:保険診療となります。
リスク(副作用):外科手術に伴う痛みや歯茎・顔の腫れなどの術後不快症状が起きる可能性がある。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話しいただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。