クリスマスのうんちく・・・
2018年12月12日
こんにちは★早いものでもう年末までカウントダウンが始まりましたね💦皆様は体調など崩されていませんか?
さて、年末の前にはクリスマス🎄ということでクリスマスの飾り付け、クリスマスリースについて調べてみました。
クリスマスリースには、大きく分けて3つの代表的な意味があるといわれています。
「魔除け」
クリスマスリースは、一般的に玄関に飾られることが多いです。これは、玄関に飾ることで家の中を守る、という意味があるからなのです。リースには緑色のきれいな葉っぱがついていることが多いですが、この葉っぱがポイントです。冬でも青々と葉を茂らせている常緑樹は、古くから強い生命力の象徴とされてきました。また、葉自体にも殺菌作用や抗菌作用があるため、それらが転じて「災いから家族を守るもの」という意味が生まれたようです。
「豊作祈願」
リースについている飾りに注目したことはありますか?
松ぼっくりやぶどう、リンゴなどの、果実が飾られているところを見たことはないでしょうか。
麦の穂があしらわれているものもありますよね。
それらの作物を模した飾りには、収穫を祈願するという意味があります。
次の収穫期の豊作を願って飾られているのです。
「新年の幸福祈願」
日本ではクリスマスが終わるとすぐにお正月の準備を始めますが、キリスト教圏ではクリスマス=当日だけ、ではありません。
年が明けても、まだクリスマスシーズンは続くのです。
ですから、クリスマスリースも年内だけのものではありません。
新しい年の幸せを祈る、日本のしめ縄のような役割も持っているのです。
またクリスマスリースはいつまで飾るのかに着いても調べて見ました!
実は、キリスト教圏でもクリスマスリースを飾る期間は、2通り存在しているようです。
1、アドベントの始まり(11/30にもっとも近い日曜日)から公現日(主に1/6)まで
アドベントとは、ドイツ語でクリスマス前の4週間のこと。
イエス・キリストの降誕を待ち望む期間のことです。
その年の11/30にもっとも近い日曜日からクリスマスイブまでのことを指し、その期間中は日曜日がくる毎に、アドベント・リースという壁にかけないリースに蝋燭を1本ずつ立てていきます。
ラテン語で「到来」を意味する「adventus」を語源としており、11/27~12/3までのいずれかの日に始まります。
公現日とは神がイエス・キリストの姿をとって人間の前に姿を現した日と言われています。
教派によって日付が異なりますが、主に1/6を指します。
東ローマ帝国支配域、つまり東方教会ではこの日にキリストの生誕を祝うことが主流であったといいます。
この日までにクリスマスの飾りを片付ける、という人が多いようです。
2、アドベントの始まり(11/30にもっとも近い日曜日)から聖燭祭(2/2)まで
聖燭祭とはイエスが生後40日後に神殿で清められたことを祝する日です。
2/2のことを指し、この日までクリスマスの飾りを残しておく、という教派もあるようです。
聖母マリアの清めとも呼ばれます。
かつてユダヤ教では「赤子は生まれながらにして罪を背負っている」といわれ、赤子は神殿で清められるものでした。
以上のことから、クリスマスの飾りは11月末~2月頭、節分の時期まで飾ってあってもおかしくない、ということがわかります。
教会などは1月でもクリスマスリースを飾っているところが多いですが、決して片付け忘れているわけではない、ということですね。
とはいえ、日本でここまでしている人はめずらしいですよね。
日本であればたいてい、クリスマスが終わればすぐにお正月の準備に入ります。
クリスマスまでは玄関に飾られていたリースが、翌日にはもうしめ縄に替わっていた、なんてこともよくある話です。
クリスマスリースを飾っておく期間として国内でもっとも一般的なのは、12月に入ってから飾り、28日にお正月飾りを出すまでに片付ける、というものでしょう。
宗教的な意味合いが少ない日本国内においては、好きなときに出して好きなときに片付ける、という認識でも問題なさそうですが、意味を知って飾ると毎年みるクリスマスリースも一味違って見えて来ますね。
今年はしめ縄の前におうちにクリスマスリース飾ってみるのはどうでしょうか?