初めまして!学校の海外研修で学んだこと
2025年06月12日
初めまして。 こんにちは。 4月に入職致しました歯科衛生士の日笠です。 今回は、私が歯科衛生士専門学校に通っていた頃に、学校の海外研修で学んだことについてお話しします。 私が通っていた学校は、3年時に歯科衛生士発祥の地であるロサンゼルスに行くのがカリキュラムとして決まっています。 私は去年の夏に行ってきました。 現地では、ウエストロサンゼルスカレッジという大学へ行きました。 大学の講義で歯科衛生士の方に日本とアメリカの歯科の違いや、歯科衛生士発祥のルーツについてお話しして頂きました。 歯科衛生士という職業は、1913年にアメリカで発祥しました。 その歯科衛生士が日本へと伝わったのは1919年で1921年に、歯科衛生婦の養成が始まりました。 民間資格とされていた歯科衛生婦は、1948年の歯科衛生士法制定により、歯科衛生士になりました。 現在では歯科予防処置、歯科保健指導、歯科診療補助が歯科衛生士の業務とされています。 私が大学の講義の中で、聞いて驚いたのは、アメリカの歯科衛生士の日給が日本円で7~8万円という事です。 アメリカは物価高ですが、まさかそこまでお給料が高いとは思いませんでした。 歯周ポケット内に形成される歯石を歯肉縁下歯石と言います。 その歯肉縁下歯石はキュレットスケーラーという鋭利な器具を使って除去します。 歯肉縁下歯石を取り除く事をSRPと言います。 日本ではSRPは熟練した歯科医師、歯科衛生士が行います。 しかし、アメリカでは学生が臨床実習で実際の患者さんにSRPを行うことが沢山あるということも聞きました。 これにも驚きました。私は、学内実習の模型でしかSRPをした事がありません。 その為、アメリカではまだ資格を持っていない学生が、患者さんにSRPをするという事が本当にびっくりしました。 また、ルーペ(拡大鏡)は、日本では歯科衛生士の資格を取り、 実際に働いていく中で必要だと思ったら購入することがほとんどです。 ルーペは高額な為、学生が買うことは無く、臨床実習や学内の相互実習の際はゴーグルを装着します。 しかし、アメリカでは、学生のうちからルーペを購入し実習していると聞きました。 講義の後に、アメリカの学生の方と共に模型を使っての実習を行いました。 その際に、学生の方が普段実際に使用しておられるルーペを貸していただきました。 私はその時、初めてルーペを装着しましたが、使いこなすのは少し難しかったです。 歯科衛生士は日本でもアメリカでも国家資格として認められています。 歯科衛生士の国家試験は日本では合格率95%前後であるのに対し、 アメリカでは合格率が70%程であり、日本よりも取得のハードルが高いとされています。 アメリカの歯科衛生士は、日本の歯科衛生士と比べて、仕事内容の幅も広いとされています。 例えば、アメリカは歯周病の診断や局所麻酔、レントゲンの撮影を行うことができます。 お給料が高額な理由は物価高だけではなく、仕事内容の幅が広いことも関係しているのかな?と私は思いました。 また、別日には日系シニアガーデンへ行き、利用者へ向けての咀嚼•嚥下機能向上を目的としたパタカラ体操を行いました。 唾液腺マッサージについても英語での媒体発表も行いました。 利用者の方々とは言葉の壁が有りましたが、ジェスチャーなどを使ってお話しました。 ロサンゼルス現地でのおすすめのお店や観光地について教えていただきました。 歯科に関連することだけではなく、利用者の方々と沢山お話しができて、とても良い経験となりました。 研修旅行最終日はカルフォルニアディズニーランドへ行き、とても充実した時間を過ごすことができました。 この海外研修を通して、最先端の歯科技術に触れることができました。 アメリカの歯科衛生士にできて、日本の歯科衛生士にはできないことがあります。 日本で働いていく上で、アメリカの最新技術が直接に役に立つ機会はあまり無いかもしれませんが、 これから働く上で決して無駄にはならない知識だと思いました。 歯科衛生士 日笠



