インプラントの構造と仕組みをわかりやすく解説|天然歯に近い理由とは?
2025年04月24日
「インプラントって、どんな仕組みで歯が入るの?」
初めて治療を検討する方にとって、インプラントの中身や構造はイメージしづらいものです。今回は、インプラントの基本構造と、天然歯に近いといわれる理由について、わかりやすくご紹介します。
インプラントは3つのパーツでできている
歯科用インプラントは、以下の3つのパーツから構成されています。
① インプラント体(人工歯根)
あごの骨に埋め込むネジのような形のチタン製のパーツです。歯を支える“根っこ”の役割を果たします。
ポイント:
- チタンは体になじみやすく、骨としっかり結合する性質があります(これを「オッセオインテグレーション」と呼びます)
- 手術で埋め込まれ、数ヶ月かけて骨と一体化します
② アバットメント
インプラント体と人工の歯をつなぐ中間の土台です。
このパーツがしっかりフィットすることで、歯が安定します。
③ 上部構造(人工歯)
見た目として見える部分で、**かぶせ物(クラウン)**とも呼ばれます。
セラミックやジルコニアなど、自然な色味で作ることができ、天然歯に近い美しさと強さを再現できます。
天然の歯との違いと共通点
天然の歯とインプラントの大きな違いは「歯根膜の有無」です。
天然歯には歯根膜というクッションのような組織がありますが、インプラントにはありません。その分、ダイレクトに骨と結合して強い力で支えられるのがインプラントの特徴です。
インプラントが天然歯に近いと言われる理由
- 骨に直接固定されているためしっかり噛める
- 見た目が自然で、周囲の歯と違和感がない
- 他の歯に負担をかけずに単独で歯を補える
長く使うためにはメンテナンスが大切
インプラントは骨としっかり結合するため、しっかりメンテナンスすれば10年〜20年以上使うことも可能です。
ただし、天然の歯のように虫歯にはなりませんが、**「インプラント周囲炎」**という歯周病のような症状には注意が必要です。
定期的な歯科でのクリーニングや、自宅での丁寧なブラッシングがインプラントの寿命を左右します。
まとめ:インプラントの構造を知ることが安心につながる
インプラント治療は、精密な設計と高い技術が求められる治療です。構造をしっかり理解しておくことで、不安も少し和らぐのではないでしょうか。
当院では、CT撮影や3Dシミュレーションを活用し、患者さま一人ひとりに合った安全な治療計画を立てています。
気になることがありましたら、いつでもお気軽にご相談ください。
記事監修者:市来 正博
医療法人 輝笑会 いちき歯科 理事長
経歴:国立岡山大学歯学部卒
【修了コース】
- ストローマンインプラントコース認定(1998年)
- カルシテックインプラントコース認定(2000年)
- 中国第四軍医大学 インプラントコース修了・プレゼン表彰(2007年)
- 韓国キョンヒ大学 インプラントコース(2008年)
- O.A.Mインプラントコース修了認定(2010年)
- インプラントアドバンスコース講師(2007/2009/2010/2011)
【所属団体】
- 日本インプラント学会
- 日本抗加齢医学会
【勉強会】
- SGIC(Study Group of Implant Consensus)
- 国際審美学会
- ITIメンバー
【お問い合わせ】
電話:06-6355-2073
お問い合わせフォーム:https://www.ichikishika.com/contact/
※インプラントや矯正治療については無料相談(30分)・有料相談(30〜60分レントゲン撮影など資料を取り詳しい説明可能※3000〜5000円程度)を受付けております。



