インプラント治療とは?ブリッジや入れ歯との違いをわかりやすく解説
2025年04月17日
インプラントとはどんな治療?
インプラント治療とは、失った歯の代わりに人工の歯根(インプラント体)を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯(上部構造)を装着する治療法です。見た目や噛み心地が自然に近く、「第二の永久歯」とも呼ばれるほど、近年注目されている歯科治療のひとつです。
虫歯や歯周病、事故などで歯を失ったとき、昔は「入れ歯」や「ブリッジ」が主な選択肢でしたが、現在では機能性・見た目・快適さの面で、インプラントを希望される方が増えています。
入れ歯やブリッジとの違い
失った歯を補う方法は大きく分けて3つあります。それぞれの特徴を比較してみましょう。
① 入れ歯
- 歯ぐきに乗せるように装着
- 比較的安価で治療期間も短め
- 取り外し式で手入れが必要
- 「違和感がある」「ずれる」「噛みにくい」などの声も
② ブリッジ
- 両隣の歯を削って土台にし、人工の歯を橋のようにかける方法
- 固定式で、装着感は良いが健康な歯を削るデメリットあり
- 土台の歯に負担がかかるため、将来的に弱くなることも
③ インプラント
- 周囲の歯を削らずに単独で歯を補える
- 骨と結合してしっかり固定されるため、天然歯に近い噛み心地
- 審美的にも自然で、長持ちする傾向あり
- 手術が必要で、治療期間と費用はやや高め
インプラントはこんな方におすすめ
- 入れ歯が合わず、しっかり噛めないと感じる方
- 見た目を気にせず自然な歯を取り戻したい方
- 健康な歯を削りたくない方
- 長く使えるしっかりした治療を希望される方
年齢によっては骨の状態などを確認する必要がありますが、40代〜60代の方でも多くの方が治療を受けられています。
まとめ:自分に合った治療法を知ることが第一歩
インプラント治療は、入れ歯やブリッジに比べて機能面・見た目・長期的な安定性に優れている治療法です。ただし、すべての方に必ず適応できるわけではありません。
当院では、インプラント治療の適応かどうかを丁寧に検査・診断し、患者さまのライフスタイルに合わせたご提案を行っています。気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。
記事監修者:市来 正博
医療法人 輝笑会 いちき歯科 理事長
経歴:国立岡山大学歯学部卒
【修了コース】
- ストローマンインプラントコース認定(1998年)
- カルシテックインプラントコース認定(2000年)
- 中国第四軍医大学 インプラントコース修了・プレゼン表彰(2007年)
- 韓国キョンヒ大学 インプラントコース(2008年)
- O.A.Mインプラントコース修了認定(2010年)
- インプラントアドバンスコース講師(2007/2009/2010/2011)
【所属団体】
【勉強会】
- SGIC(Study Group of Implant Consensus)
- 国際審美学会
- ITIメンバー
【お問い合わせ】
電話:06-6355-2073
お問い合わせフォーム:https://www.ichikishika.com/contact/
※インプラントや矯正治療については無料相談(30分)・有料相談(30〜60分レントゲン撮影など資料を取り詳しい説明可能※3000〜5000円程度)を受付ております。
歯科医師である私が「自分自身には選ばない治療」3選
2025年04月14日
~その理由を正直にお話しします~
こんにちは!大阪市北区の【いちき歯科】です🦷
今日はちょっと踏み込んだテーマをお届けします。
普段、私たち歯科医師はたくさんの治療を行っています。
でも実は、**「自分の口には絶対に選びたくない治療」**というものもあるんです。
患者さんからもたまに聞かれます。
「先生ならこの治療、受けますか?」
「自分の歯だったらどうします?」
…ということで今回は、歯科医師である私が「自分自身には選ばない治療」3選を、正直にお伝えしていきます!
もちろん、それぞれの治療にはメリットもあります。
ですが、「長期的な視点」「自分の健康を守る」という観点から見て、避けたいと感じる理由もちゃんとあるんです。
1.セラミック矯正(歯を削って歯並びを整える方法)
まず最初にご紹介するのが、「セラミック矯正」。
これは、歯並びをキレイに見せるために、健康な前歯を大きく削ってセラミックの被せ物を装着する治療法です。
短期間で美しい歯並びを手に入れられるということで、芸能人やモデルさんの間でも一時期話題になりました。
でも、私たち歯科医から見ると、正直かなりリスクのある治療です。
❌ セラミック矯正を避けたい理由:
- 健康な歯を大きく削る必要がある → 一度削ってしまった歯は、二度と元には戻せません。将来的にトラブルのリスクが格段に上がります。
- 神経を取るケースが多い → 被せ物をするために神経を取る処置(=抜髄)を行うこともあります。これが次の項目にもつながってきます。
- 見た目はキレイでも、機能的には不自然な噛み合わせになることも
短期間で見た目を良くしたい気持ちはよくわかりますが、
歯科医師としては、歯列矯正(インビザラインなど)で根本的に歯を動かす方が、断然おすすめです。
2.銀歯の詰め物(いわゆる「銀のインレー」)
続いて2つ目は、昔からよく使われている「銀歯の詰め物(インレー)」です。
これ、実は歯科医の中で「自分の歯に絶対入れたくない」と言う人は本当に多いです。
❌ 銀歯の詰め物を避けたい理由:
- 金属アレルギーのリスクがある → 銀歯には「金銀パラジウム合金」という金属が使われています。これは保険適用ではあるけれど、アレルギーの原因になりやすいとされています。
- 長期的に劣化しやすく、すき間から虫歯になりやすい → 金属は口の中の温度変化で伸び縮みしやすく、すき間ができやすくなるんです。その結果、再治療になるリスクが高まります。
- 見た目が目立つ → 大きく口を開けたとき、銀歯がチラっと見えるとやっぱり気になる方も多いですよね。
歯科医師の多くは、自分の治療の際にはセラミックやコンポジットレジン(白い詰め物)を選びます。
見た目だけでなく、生体親和性の高さや虫歯再発のリスクの低さが理由です。
3.抜髄(歯の神経を取る治療)
最後にご紹介するのが、「抜髄(ばつずい)」、つまり歯の神経を取る治療です。
これは虫歯が深く進行したときなどに行う、保険治療としても一般的な処置ですが、
歯科医としてはできる限り避けたい処置のひとつなんです。
❌ 抜髄を避けたい理由:
- 神経を取った歯は「死んだ歯」になる → 神経がなくなると、歯の内部は栄養が届かなくなり、もろくなります。折れたり割れたりしやすくなるんです。
- 変色しやすく、見た目に影響が出ることも → 前歯など目立つ場所では特に気になります。
- 痛みが消えても、それは完治ではない → 抜髄をして痛みが消えても、根の中に細菌が残っていたりすると、後から腫れや炎症が出ることがあります。
もちろん、どうしても神経を取らなければならないケースもあります。
でも、可能な限り神経を残す努力(=保存治療)をしたい、それが本音なんです。
では、歯科医師はどんな治療を選ぶの?
ここまで読んでくださった方は、「じゃあ先生たちは自分の歯が悪くなったらどうするの?」と思いますよね。
私が選ぶのは、できるだけ歯を削らず、神経を残し、歯を長持ちさせる治療法です。
たとえば:
- 歯並びを整えるなら → インビザラインなどのマウスピース矯正
- 虫歯の詰め物なら → 白いセラミックやハイブリッドレジン
- 神経が危ない場合でも → MTAセメントなどを使って極力保存
つまり、「天然の歯をできる限り守る」というのが、歯科医師にとって最優先事項なんです。
歯は、できるだけ削らない・抜かないが鉄則です
一度削った歯は、二度と元に戻りません。
神経を取った歯は、時間とともにダメージを受けていきます。
だからこそ、いちき歯科では**「今だけでなく、5年後・10年後も健康でいられるか」**という視点で治療方針をご提案しています。
短期間での見た目の美しさよりも、一生使える健康な歯を目指していきませんか?
まとめ|本当に大切なのは「一時の満足」より「長く使える歯」
今回は、
- セラミック矯正
- 銀歯の詰め物
- 抜髄(神経を取る治療)
という、私が「できれば自分では選びたくない」治療を正直にお伝えしました。
もちろん、これらの治療がすべて悪いわけではありません。
ただ、安易に選んでしまうと後悔につながる可能性もあるのです。
お口のことで不安がある方へ
いちき歯科では、無理に治療をすすめることはありません。
患者さま一人ひとりのお悩みや生活スタイルに合わせて、できる限り歯を守る治療をご提案しています。
「本当にこの治療でいいのかな?」
「先生ならどうしますか?」
そんな疑問があれば、ぜひお気軽にご相談ください😊
👉 いちき歯科 公式サイトはこちら
電話番号はこちら 06-6355-2073
📍 大阪市北区・天満・扇町エリアで、あなたのお口の健康をサポートします!
あなたの歯が、ずっと元気で笑顔を支えてくれますように。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
監修者
市来正博 医療法人輝笑会いちき歯科 理事長
インビザラインとは?矯正初心者でもわかる基礎知識
2025年04月10日
インビザラインってどんな矯正治療?
歯並びが気になるけれど、「矯正って見た目が気になる」「痛そう」とためらっていませんか?
そんな方におすすめなのが、インビザラインというマウスピース型の矯正治療です。
インビザラインは、ワイヤーや金具を使わず、透明なマウスピース(アライナー)を装着して歯を動かす方法です。見た目が目立ちにくく、取り外しができるため、日常生活にも取り入れやすいのが特徴です。
インビザラインの特徴とメリット
インビザラインが選ばれる理由はさまざまあります。以下に、主なポイントをご紹介します。
- 目立ちにくい:透明なマウスピースなので、装着していてもほとんど気づかれません。
- 取り外しが可能:食事や歯磨きのときに外せるので、普段通りの生活がしやすいです。
- 痛みが比較的少ない:歯にかかる力がやさしく、ワイヤーのような擦れによる痛みも少ないです。
- 通院頻度が少なめ:1〜2ヶ月に1回程度の通院で済むため、忙しい方にもおすすめです。
どんな人に向いているの?
インビザラインは、軽度〜中程度の歯並びの乱れに特に効果的です。たとえば、
- 前歯のがたつき(叢生)
- すきっ歯(空隙歯列)
- 出っ歯(上顎前突)
- 噛み合わせが浅い・深い など
ただし、重度の不正咬合や外科的な処置が必要な場合は、他の矯正方法が適していることもあります。まずは歯科医院でしっかり診断してもらうことが大切です。
インビザラインの治療の流れ
インビザライン治療は、以下のような流れで進みます。
① カウンセリング・検査
② 3Dシミュレーションによる治療計画の作成
③ 専用マウスピースの製作・装着スタート
④ 1〜2週間ごとに新しいマウスピースに交換
⑤ 治療後はリテーナーで後戻りを防止
治療期間は症例にもよりますが、平均して1年〜2年ほどです。
まとめ:まずは相談から始めましょう
インビザラインは、「目立たない」「痛みが少ない」「取り外しができる」といったメリットから、30代以降の大人にも人気が高まっています。とはいえ、どんな治療も一人ひとりに合ったプランが必要です。
当院では、インビザラインに関する無料カウンセリングも行っておりますので、「自分もできるのかな?」「費用はどれくらい?」といった疑問がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
記事監修者:市来 正博
医療法人 輝笑会 いちき歯科 理事長
経歴:国立岡山大学歯学部卒
【修了コース】
- ストローマンインプラントコース認定(1998年)
- カルシテックインプラントコース認定(2000年)
- 中国第四軍医大学 インプラントコース修了・プレゼン表彰(2007年)
- 韓国キョンヒ大学 インプラントコース(2008年)
- O.A.Mインプラントコース修了認定(2010年)
- インプラントアドバンスコース講師(2007/2009/2010/2011)
【所属団体】
【勉強会】
- SGIC(Study Group of Implant Consensus)
- 国際審美学会
- ITIメンバー
【お問い合わせ】
電話:06-6355-2073
お問い合わせフォーム:https://www.ichikishika.com/contact/
※インビザラインやインプラントについては、無料相談(30分)・有料相談(レントゲン撮影あり:3000〜5000円)を受付けております。
インプラント治療10年保証ってどんな保証なの?
2025年04月7日
〜いちき歯科で安心してインプラント治療を受けていただくために〜
こんにちは!大阪市北区・天満エリアの【いちき歯科】です🦷
今回は、インプラント治療をご検討中の方にとって、とても気になる「保証制度」についてお話しします。
よくいただくご質問のひとつが、
「インプラントって高額だし、もし何かあったらどうなるの?」
というもの。
たしかにインプラントは保険外の治療で、決して安い買い物ではありませんよね。
だからこそ、長期的に安心できる保証制度があるかどうかは、とっても大切なんです。
いちき歯科では、患者さまに安心してインプラント治療を受けていただけるよう、『ガイドデント』の10年保証制度を導入しています!
「それってどんな保証なの?」という方のために、わかりやすくご説明していきますね✨
そもそも『インプラント保証』って何?
インプラント治療は、人工の歯根(インプラント体)を顎の骨に埋め込み、
その上に人工の歯(上部構造)を装着する治療です。
この治療がうまくいくと、自分の歯のようにしっかり噛めて、見た目も自然なのが魅力!
でも、もし万が一、
- インプラントが外れた…
- 人工の歯が壊れてしまった…
- 不具合が出た…
そんなトラブルが起こってしまったら?
そのときに頼りになるのが、インプラント保証制度なんです。
いちき歯科が導入している『ガイドデント』の10年保証とは?
当院でインプラント治療を受けられた方は、外部の第三者保証会社「ガイドデント」による【10年保証】が自動的に適用されます。
この制度のポイントは3つ!
✅ 1. 治療後10年間、しっかり保証!
インプラント治療完了後から、最大10年間の保証がつきます。
これは、インプラント体(人工歯根)だけでなく、上部構造(被せ物)についても適用されます。
しかも、保証期間中に不具合が起きた場合は、修理や再治療を保証の範囲内で受けられるんです。
(※保証内容には条件があり、定期的なメンテナンスが必要です)
「10年保証」って、ものすごく心強いですよね😊
✅ 2. 面倒な手続きは一切ナシ!患者さまは何もしなくてOK
この保証制度、患者さまが自分で申請したり、登録をする必要はありません。
すべて、いちき歯科が手続きを行いますので、
「え、保証に加入するのに書類いるの?」とか「面倒な登録あるの?」といった心配は一切なし!
治療後にスムーズに保証を適用できるよう、私たちスタッフがしっかりサポートしますので、ご安心ください✨
✅ 3. 引っ越ししても安心!全国の提携歯科で保証が受けられる
「今は大阪に住んでるけど、将来的に引っ越すかも…」
そんな方もいらっしゃいますよね。
でもご安心ください!
ガイドデントは全国に提携クリニックがあるため、いちき歯科に通えなくなっても、
お住まいの近くのガイドデント認定医院で同様の保証が受けられます!
引っ越しや転勤などで、通院が難しくなっても保証が無効になることはありません。
「全国対応」というのも、ガイドデント保証の大きな魅力なんです✨
なぜ、いちき歯科はこの保証制度を導入しているの?
それは、「患者さまに安心して治療を受けてほしい」という想いからです。
インプラント治療は、一度治療が終わったらそれで終わりではありません。
その後のメンテナンスや、長期的な経過観察もとても大切。
私たちは、患者さまが10年後も健康で快適な口元を維持できるように、しっかりサポートしたいと考えています。
だからこそ、第三者機関による信頼できる保証制度を導入し、
治療後の“もしも”にも備えた体制を整えているんです。
よくある質問(Q&A)
- 保証を受けるには費用がかかりますか?
→保証は治療費に含まれており、追加の費用はかかりません。
- 定期検診を受けないと、保証は無効になりますか?
→はい、保証の適用には定期的なメンテナンスが条件となります。
当院では3〜6ヶ月ごとの定期検診をおすすめしています。
- 他の医院で治療を受けた場合でも保証は適用されますか?
→いいえ、保証対象となるのは、いちき歯科で治療を受けた患者さまのみです。
ただし、その後は全国の提携医院でも保証サービスを受けることができます。
インプラント治療は「安心できる保証付き」で選ぶ時代
いまや、インプラント治療は“10年保証”がスタンダードになりつつあります。
だからこそ、「どの歯科医院で治療するか」は、保証の有無を含めて選ぶのが大切です。
いちき歯科では、治療の質だけでなくその後の安心まで見据えたサポート体制を整えています。
不安なことがあれば、どんな小さなことでもご相談くださいね😊
📍いちき歯科のインプラント治療についてもっと知りたい方へ
大阪市北区・天満・扇町エリアでインプラントをご検討中の方、
まずはお気軽にカウンセリングへお越しください。
無理に治療をすすめることはありません。
あなたにとって一番良い選択を、一緒に考えていきましょう。
👉 いちき歯科公式サイトはこちら
📞 ご予約・ご相談:06-6355-2073
🌟まとめ
- いちき歯科では「ガイドデント10年保証制度」を導入
- 面倒な手続きは不要!患者さまの負担ゼロ
- 引っ越しても全国の提携医院で保証継続
- 治療後もずっと安心をサポート✨
あなたのインプラントライフが、ずっと安心で快適なものになりますように。
最後まで読んでくださってありがとうございました😊
新年のご挨拶 ~笑顔あふれる一年を目指して~
2025年01月10日

皆さま、新年あけましておめでとうございます。
院長の市来です。
旧年中は多くの患者さまにご来院いただき、誠にありがとうございました。
日頃から当院を信頼して通ってくださる方々、初めての受診に勇気を出して来てくださった方々、遠方から足を運んでくださった方々など、たくさんのご縁に恵まれた一年でした。
皆さまの温かいご支援と応援が、私たちスタッフの励みとなり、さらに良い歯科医療を提供するエネルギーを与えてくださったことに深く感謝しております。
このブログでは、新年のご挨拶を兼ねて、当院の一年の振り返りや新たな取り組みの紹介、そして皆さまが笑顔あふれる一年を過ごすためのヒントなどをお届けしたいと思います。
どうぞごゆっくりとご覧ください。
🦷1. 新年を迎えて思うこと
お正月は、普段の慌ただしさを少し脇に置き、家族や親しい人々と過ごしながら心をリフレッシュできる貴重な時間ですよね。
おせちやお雑煮など季節ならではの食事を楽しんだ方も多いのではないでしょうか。
当院でも年末年始の休診期間を設け、スタッフ一同、英気を養わせていただきました。
その間、来年に向けての目標設定や診療方針の見直しをするなかで、改めて患者さん一人ひとりの「お口の健康」をサポートすることの大切さを痛感しています。
歯科医療は、歯やお口だけでなく、全身の健康や日常生活の質(QOL)にも大きく関わる領域です。
皆さまにとって「通いやすく」「相談しやすく」「安心して受けられる」歯科医院であり続けられるように、今後も努力を重ねてまいります。
🦷2. 昨年の振り返り ~挑戦と感謝~
まず、新しい一年をスタートするにあたり、昨年を簡単に振り返ってみたいと思います。
■ 新たな治療技術の導入
昨年は、より正確な診断と治療を行うために、最新の歯科用デジタル機器の導入を進めました。具体的には、CTスキャンやデジタルスキャナーの活用、CAD/CAMシステムのアップデートなどに注力し、治療工程の効率化や補綴物(被せ物・詰め物)の精度向上を図ってきました。これにより、患者さんからは「治療期間が短くなった」「違和感が少なくなった」「痛みが以前より軽く感じられる」など、多くの嬉しいお声をいただきました。
■ スタッフのスキルアップ
歯科医療は常に進歩し続けています。私たちも日々勉強を怠らず、院内外の研修やセミナーへの積極的な参加を通じて、新たな技術や知識を吸収し続けるよう心がけています。歯科医師だけでなく、歯科衛生士や歯科技工士、受付・カウンセリングスタッフも、それぞれの専門性を高めるために研鑽を積んでいます。
患者さんの笑顔を引き出すためには、スタッフ全員が連携してより良い診療を行うことが不可欠です。昨年はそうしたチームワークの面でも大きく成長できた一年でした。
■ 予防歯科とメンテナンスの推進
また、「歯科は痛くなってから通うもの」というイメージを払拭し、予防歯科や定期検診の重要性を伝える取り組みも継続して行いました。歯周病や虫歯が進行してから治療するより、早期に発見して対策を打つほうが体にもお財布にも優しいということが、徐々に理解されつつあると感じています。
当院では、痛みや悩みを抱えて来院される患者さんだけでなく、定期的なクリーニングやメンテナンスで通われる方が増えてきたことを、大変嬉しく思っています。皆さまの健康維持に少しでも寄与できていることが、私たちにとって大きな励みです。
🦷3. 本年の目標と新たな取り組み
今年は、昨年までに培ったノウハウやチーム力をさらに磨き上げ、次のステップへと進みたいと考えています。そのために具体的に計画している取り組みをいくつかご紹介いたします。
■ さらなる設備投資と快適な院内環境づくり
患者さんにとって「歯科医院」という場所は、やや緊張感のある空間かもしれません。
そこで、最新の診療ユニットや医療機器を導入すると同時に、院内のインテリアや音楽、照明などにもこだわりをもってリニューアルを進めていく予定です。
例えば、待合室ではリラックス効果のあるBGMのセレクト、診療室では一人ひとりのスペースをゆったり確保し、プライバシーに配慮したブースを整備するなど、「歯科医院特有の緊張感」を少しでも和らげる工夫を行っていきたいと思っています。
■ 口腔機能の向上を目指すリハビリプログラム
近年、高齢化が進むにつれ、「しっかり噛んで食べる力」を維持することが重要視されています。
歯や歯周組織のケアだけでなく、顎関節や咬筋(こうきん)など、口腔周りの筋肉・関節機能を総合的にサポートする試みも必要です。
当院では、従来のスプリント療法や顎関節症治療だけでなく、口腔リハビリに特化したプログラムの導入を計画しています。
専門知識を備えたスタッフが、皆さまの噛み合わせや筋肉の状態をトータルにチェックし、「噛む力」「飲み込む力」「話す力」を改善するためのトレーニングを提案してまいります。
🦷4. 皆さまにおすすめしたい「新年の歯科習慣」
新しい年が始まる今こそ、ぜひ「お口の健康習慣」を見直してみてはいかがでしょうか。ここでは、簡単にできる歯科習慣をいくつかご紹介します。
(1) 定期検診を計画的に
「痛みがないから大丈夫」と思っていても、実は症状のない虫歯や歯周病が進行しているケースも少なくありません。年の初めに、**「半年に1回は歯科検診を受ける」**と決めてしまうと、自然と歯科医院への敷居が下がるはずです。
もし最後に歯科医院を受診してから半年以上経っている方は、ぜひ検診をご検討ください。
(2) 歯磨きグッズをアップデート
歯ブラシや歯磨き粉、デンタルフロス、歯間ブラシなどのオーラルケアグッズは、意外と「なんとなく」で選んでいませんか? 新年を機に、専門家のアドバイスを受けながら、自分の口腔状態やライフスタイルに合ったグッズを見つけてみましょう。歯ブラシの毛先の硬さや形状、サイズなどを変えるだけでも、歯磨きの効果やモチベーションが大きく変わります。
(3) 食生活と姿勢の見直し
歯科医院で意識しがちなのは、虫歯や歯周病の予防ですが、実は食生活や姿勢の悪さが「歯ぎしり」や「顎関節症」の原因になることもあります。砂糖や酸の摂取量が多かったり、食事の時間が不規則だったりすると、お口の環境が悪化しやすいもの。また、猫背や偏った噛み方が習慣化すると、顎に不必要な負担がかかってしまうこともあります。ぜひこの機会に、身体全体の姿勢や食事のリズムも見直してみてください。
(4) ストレスケアと睡眠
歯ぎしりや食いしばりは、ストレスや睡眠不足と深い関係があります。新年の目標として、「適度な運動」や「質の良い睡眠」を心がけることも、お口の健康を保つためには効果的です。心身をリフレッシュさせる方法を見つけて、無理なく継続することが大切です。
🦷5. 当院の診療体制とご案内
■ 診療メニュー
- 一般歯科(虫歯・歯周病治療)
- 予防歯科(定期クリーニング・PMTC)
- 小児歯科
- 矯正治療(マウスピース矯正・ワイヤー矯正)
- インプラント治療
- 審美治療(ホワイトニング、セラミック治療)
- 咬筋ボツリヌス療法(歯ぎしり・食いしばり対策)
- 顎関節症治療 ほか
幅広い診療メニューを揃え、患者さんのさまざまなお悩みに対応しています。お口の中のトラブルや審美面でのご相談、親知らずの抜歯、歯並びの気になる方など、どうぞ遠慮なくご相談ください。
■ カウンセリング重視のスタイル
患者さんが疑問や不安を抱えたまま治療を受けることがないよう、当院ではカウンセリングをしっかり行い、複数の選択肢や費用、期間などをわかりやすくご説明します。「歯医者が怖い」「痛いのが苦手」という方でもリラックスしていただけるよう、痛みの少ない治療や笑気麻酔など、さまざまな工夫を凝らしています。
■ 院内感染予防の徹底
感染症に対する不安が高まるなか、歯科医院での衛生管理はますます重要視されています。私たちは常に患者さんが安心して通える環境づくりに取り組んでいます。器具の滅菌や診療ユニットの消毒を徹底し、使い捨て可能な物品は極力ディスポーザブル製品を採用。スタッフの手指消毒やマスク・グローブ着用など、万全の対策を講じています。
🦷6. 新年に向けたメッセージ
最後になりましたが、改めて新年のご挨拶を申し上げます。いつも当院を支えてくださる患者さん、そして地域の方々のおかげで、新たな年を迎えることができました。
本当にありがとうございます。
今年も、皆さまが明るく健やかな毎日を送れるよう、「お口の健康管理」を全力でサポートしてまいります。
少しでも気になる症状や、将来的な歯並び・咬み合わせの不安などがありましたら、どうぞ遠慮なく当院へお声がけください。
一人ひとりのお悩みに寄り添い、最適な治療プランをご提案いたします。
歯科医院はどうしても「痛い」「怖い」「行きたくない」というイメージを抱かれがちですが、そのハードルを少しでも下げるために、スタッフ全員が“笑顔”と“親身な対応”で皆さまをお迎えいたします。治療技術や設備の充実はもちろん大切ですが、そこに「心のこもったケア」が加わって初めて、真の安心感や満足度が生まれると考えています。
それでは、本年も皆さまが笑顔で過ごせる一年となりますように。
そして、新しい年のスタートとともに、お口の健康もさらにアップデートしていきましょう!
痛みやトラブルのない状態を保つことが、日々の食事やコミュニケーションをより豊かにしてくれます。
私たちは、そのお手伝いができることを心から嬉しく思っています。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
皆さまにとって明るく幸せな一年になるよう、スタッフ一同、心よりお祈り申し上げます。

医療法人輝笑会いちき歯科
〒530-0044 大阪市北区東天満1-10-10 サンファースト南森町2F
06-6355-2073
南森町駅すぐの「痛くない」歯医者-いちき歯科|託児サービス。人気・お勧め (ichikishika.com)
🦷医療法人輝笑会 いちき歯科🦷(@ichikishika) • Instagram写真と動
【年末のご挨拶】皆さまの笑顔に支えられた一年、ありがとうございます
2024年12月27日

こんにちは。院長の市来です。
今年も残すところわずかとなりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
年の瀬は何かと慌ただしく、あっという間に大晦日を迎えてしまいがちですよね。
そんな忙しい時期ではありますが、当院では日頃から支えてくださる患者の皆さまへ、感謝の気持ちを込めてこの場をお借りし、「年末のご挨拶」をお伝えしたいと思います。
一年を振り返ると、当院にとっても多くの変化と挑戦があった年でした。
新しい設備の導入や診療体制の拡充、スタッフの増員などを経て、より幅広く質の高い歯科医療を提供できるよう努めてまいりました。
そして何より、日々お忙しいなか通院してくださった患者の皆さまのお力添えがあったからこそ、この一年を乗り越えることができたと実感しています。
本当にありがとうございました。
🦷1. この一年を振り返って
まずは、この一年の大きなトピックをいくつかピックアップしながら、私たちの想いをご紹介します。
■ 患者さまとのコミュニケーションの充実
院内カウンセリング体制をより強化し、「わからないことがあればいつでも気軽に質問できる歯科医院」を目指してまいりました。
治療計画の説明では、可能な限り図や模型、動画などを活用し、イメージを共有するよう心がけています。
患者さんが不安な気持ちのまま治療を受けるのではなく、「納得したうえで治療に臨む」ことが何より大切だと考えているからです。
■ 予防・メンテナンスの推進
歯周病や虫歯の予防、定期的なクリーニングの重要性をさらに浸透させるべく、啓発活動にも力を入れました。
ご存知のとおり、歯周病は生活習慣病との関連も指摘されており、放っておくと全身の健康へ影響を及ぼすこともあります。
歯の治療はもちろんのこと、「いつまでも健康で美味しく食事を楽しめる口元づくり」をサポートするために、来年もスタッフ一丸となって努力してまいります。
🦷2. 患者さまへの感謝の気持ち
本年、多くの患者さまが当院を頼りに来院してくださり、無事に治療を完了された方、現在も継続的にメンテナンスに通っていただいている方、そして新たに当院を見つけてくださった方。
お一人おひとりとの出会いや再会が、私たちにとって本当に大きな励みになりました。
治療後に笑顔を見せてくださる瞬間は、私たちにとって何よりの喜びです。
皆さまが抱えていた痛みやお悩みを解消でき、「来てよかった」「不安がなくなった」と言っていただけたときには、この仕事をしていて本当によかったと心から思います。
改めて、多くの方々と出会えたことに深く感謝申し上げます。
また、もしお知り合いの方をご紹介いただいた患者さまがいらっしゃいましたら、この場を借りて重ねてお礼を申し上げます。
ご家族やご友人など、大切な方を当院へ託してくださることは、私たちに対する大きな信頼の証です。
いただいた信頼に応えるべく、これからも一切の妥協なく質の高い治療をご提供いたします。
🦷3. 来年に向けての抱負
年末は過ぎた一年を振り返ると同時に、新しい年への準備期間でもあります。
当院では、来年も引き続き「地域の皆さまに寄り添う歯科医院」をモットーに、最新医療の導入やスタッフの教育に力を入れていく予定です。
具体的には、以下のような取り組みを計画中です。
■ 専門領域の充実化
当院では虫歯や歯周病など一般歯科はもちろん、インプラントや矯正歯科、審美治療、顎関節症治療などを幅広く行っています。来年は、これらの専門領域の診療をより円滑に進めるためのシステムづくりを強化します。専門的な知識や技術を習得するため、院内外の研修や学会参加を通じてスタッフ全員がスキルアップし、患者さんにとって有意義な治療結果をもたらしたいと考えています。
■ 予防歯科・定期健診のさらなる啓発
今年も多くの患者さんに定期的なメンテナンスへ通っていただきましたが、まだまだ「痛くなってから通う」方が多いのも現状です。
虫歯や歯周病は早期発見・早期治療が重要であり、さらにいえば「ならないための予防」が理想です。
来年は予防歯科の啓発活動をより一層強化し、患者さんの意識改革をサポートしてまいります。
🦷4. 年末年始に知っておいてほしい「お口のケア」ポイント
年末年始は忘年会や新年会、ご家族とのお食事会など、「食べる機会」が多くなる季節です。
普段以上にご馳走を楽しむ方も多いかと思います。
せっかくの美味しい食事を存分に味わうためにも、この時期にこそ意識したいお口のケアのポイントをお伝えします。
- 毎食後の歯磨き
イベントが続くとどうしても疲れがたまりがちで、歯磨きをおろそかにしてしまうこともあるかもしれません。しかし、糖質を多く含む食事や、酸性度の高い飲み物を摂取した後は、できるだけ早めに歯を磨くことが虫歯予防の基本です。特に夜は口内の唾液分泌量が減り、虫歯菌が活動しやすくなるため、就寝前の歯磨きはしっかり時間をかけましょう。
- 定期的なうがい
すべての食事の後に完璧な歯磨きをするのが難しいと感じたら、まずはうがいだけでも習慣にしてみてください。お口の中に残る食べカスを少しでも洗い流してあげるだけで、虫歯や歯周病のリスクを軽減できます。
- 間食の回数をなるべく抑える
ついつい「お正月だから」と甘いお菓子やお餅、ジュースやアルコール類に手が伸びてしまうかもしれません。もちろん、年末年始ならではの美味しさを楽しむことも大切ですが、過度にダラダラと食べ続けることは口腔内環境を悪化させる原因となります。意識して「食べる時間」と「食べ終わる時間」を区切る習慣を持ってみるのもおすすめです。
- 水分をしっかり摂る
忘年会や新年会シーズンはアルコール摂取量が増えたり、睡眠不足になったりすることも少なくありません。そんな時期は口腔内の乾燥が進みやすく、唾液が不足して虫歯や歯周病のリスクが高まります。アルコールだけでなくお水やお茶など、できるだけ水分をこまめに補給し、唾液の働きを助けてあげましょう。
🦷5. 年末年始休診日と緊急時の対応について
年末年始の休診日は、12/28(土)午後診療から1/3(金)までです。
1/4(土)~通常診療しております。
緊急の場合は、夜間休日対応の歯科医療機関をご利用いただくなどの方法をとっていただければ幸いです。
大阪市:休日・夜間緊急歯科診療所 (…>施設>夜間・休日診療)
🦷6. スタッフ一同からのメッセージ
私をはじめ、受付スタッフ、歯科衛生士、歯科技工士、そして歯科医師チーム全員が、患者さんとの出会いを通じて多くの学びと喜びを得た一年でした。
それぞれの患者さんが抱える悩みや背景は実に多様ですが、そのひとつひとつに向き合うなかで、私たち医療従事者もさらに成長させていただけるのだと感じています。
来年も「みんなの幸せにために」尽力いたします。
皆さまのより良い暮らしのお手伝いができるよう、一層努力してまいりますので、引き続き当院をよろしくお願いいたします。
🦷7. 最後に:感謝を込めて
この一年、多くの出会いや再会を通じて、当院は大きく成長できました。
患者さんのおかげで、私たちの治療理念や技術をさらに磨く機会にも恵まれましたし、何よりも患者さんが安心して通える雰囲気づくりを改めて大切にしてきた年でもあります。
来年は、今年以上に「快適な空間づくり」「先進技術の導入」「わかりやすい説明」を追求し、皆さまの期待に応えられる歯科医院でありたいと願っています。
今年お世話になったすべての皆さまへ、感謝の気持ちをもう一度お伝えさせてください。
ありがとうございました。
年末年始、どうぞご家族や大切な方と穏やかな時間をお過ごしください。
そして、年明けにはまた元気なお顔を見せていただけるよう、スタッフ一同、心よりお待ちしております。
年末に向けて寒さが一段と厳しくなりますが、お身体にはくれぐれもお気をつけてお過ごしください。
皆さまにとって、来年がより一層素晴らしい一年となりますよう、心からお祈り申し上げます。
本年も大変お世話になりました。どうぞ良いお年をお迎えください。
スタッフ一同、年明けにまた皆さまにお会いできることを心より楽しみにお待ちしております。
来年も、どうぞ当院をよろしくお願いいたします。
院長 市来 正博

医療法人輝笑会いちき歯科
〒530-0044 大阪市北区東天満1-10-10 サンファースト南森町2F
06-6355-2073
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顎関節症・歯ぎしり・食いしばりでお悩みの方へ―歯科医院でできるボトックス療法と包括的なアプローチ
2024年12月20日


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親知らずの抜歯について ~安全・確実に抜歯をするために~
2024年12月17日

こんにちは、院長の市来です。
「親知らずが痛い…」「なんとなく腫れている感じがする…」
こんなお悩みはありませんか?
親知らずは、「抜いた方がいいのか?」「そのまま残しておいて大丈夫なのか?」と多くの方が悩まれる歯です。
抜歯の決断には不安や疑問がつきものですよね。
記事では、親知らずの抜歯について詳しく解説します。
🦷親知らずとは?
親知らずは、正式には「第三大臼歯」と呼ばれ、永久歯の中で最も後ろに位置する歯です。
多くの場合、10代後半から20代にかけて生えてきます。
親知らずの特徴
- 生え方に個人差がある:まっすぐに生える場合もあれば、斜めや横向きに埋まることもあります。
- トラブルが起きやすい:磨きにくい場所にあるため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
「親知らずは必ず抜く必要があるの?」と思う方もいらっしゃいますが、残しておくメリットもあります。次の章で詳しく説明します。
🦷親知らずを抜歯する基準
抜歯が必要なケース
以下のような場合、親知らずを抜歯する必要があります:
- 痛みや腫れがある:炎症を起こしている可能性があります。
- 手前の歯に悪影響がある:親知らずが隣の歯を圧迫し、虫歯や歯周病の原因になることがあります。
- 歯並びが悪くなる可能性:親知らずが押すことで歯並びが乱れることがあります。
- 水平埋伏歯(横向きに埋まっている):この場合、抜歯が難しくなるため専門的な治療が必要です。
抜歯しないメリット
- 将来、歯の移植に使える
- ブリッジや入れ歯の土台として利用できる
「抜くべきか、残すべきか?」は、CTを用いた精密な診査と歯科医師の診断によって判断します。
🦷当院が提供する「安全・確実な親知らずの抜歯」
CT(三次元立体画像撮影装置)による事前診査
当院ではCTを導入し、親知らずの状態を正確に診断します。
CTのメリット
- 三次元の画像で正確に位置を把握
- 神経や血管との関係を確認し、安全な抜歯計画を立てる
一般的な二次元レントゲンでは確認が難しい位置関係も、CTなら詳細に把握できます。そのため、抜歯の難易度を的確に判断し、安全・確実な処置を行うことができます。
🦷親知らずの抜歯後に知っておきたいこと
抜歯のメリット
- ブラッシングがしやすくなり、虫歯・歯周病予防になる
- 口臭の改善
- 歯並びが悪くなるのを防ぐ
抜歯のデメリット
- 抜歯後に腫れや痛みが出ることがある
- 傷口が塞がるまで食べ物が詰まりやすい
抜歯後のケアや注意点については、当院でしっかりとサポートいたします。
🦷症例紹介:難しい親知らずも対応します
水平埋伏歯(横向きに埋まった親知らず)
歯ぐきを切開し、歯を分割しながら慎重に抜歯します。CTを用いて事前に神経の位置を確認するため、安全に処置を行えます。
予防的抜歯
親知らずが原因で将来的に問題が起こる可能性がある場合、早めの抜歯をおすすめします。
🦷妊娠前に親知らずの抜歯をおすすめする理由
妊娠中はホルモンバランスの影響で、親知らずが痛みやすくなることがあります。
しかし、妊婦さんはレントゲン撮影や薬の使用が制限されるため、抜歯が難しくなります。そのため、妊娠前に抜歯を済ませることをおすすめします。
🦷その他の口腔外科治療について
当院では、親知らずの抜歯以外にも以下の治療に対応しています:
🦷親知らずに関するご相談はお気軽に!
「親知らずが痛いけれど、どうすればいいかわからない…」
「抜いた方がいいか悩んでいる…」
そんな方は、まずは当院までご相談ください。
場合によっては大学病院への紹介も行っております。
CTによる正確な診断と、皆さまのお悩みをしっかり解決します。
お気軽にご連絡くださいませ。

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子どもの歯並びについて知っておきたいこと
2024年12月10日

こんにちは、院長の市来です。
「歯並びが気になる…どうしたらいいの?」
「小さいころから歯医者に通っているのに、どんどん歯並びが悪くなってしまう…」
「矯正相談をしたけど、大人の歯が生えるまで待ちましょうと言われた…」
これは親御さんからよくいただくご相談です。
当院でも以前は「矯正は永久歯が生えそろってから」と考えていました。
しかし、「歯並びが悪くなるとわかっているのに、このままでいいのか?」という葛藤があり、たどり着いたのが、
**Biotherapy(生物学的機能療法)**を基本とした矯正治療です。
今回は、子どもの歯並びに関する基本的な知識や治療法、メリットについて詳しくご紹介します。
🦷歯並びが悪くなる原因とは?
歯並びが悪くなる主な原因は、「歯が並ぶためのスペースが足りない」ことです。つまり、顎の成長が不十分だと、歯がきれいに並ぶためのスペースが不足し、歯並びが乱れてしまいます。
主な原因
- 顎の成長不足:成長期に適切に顎が発達しない場合、歯が並ぶスペースが確保できません。
- 悪習癖:指しゃぶりや口呼吸、頬杖などが顎や歯に悪影響を与える。
- 生活習慣の影響:硬いものを噛む機会の減少や、舌の使い方が原因になることがあります。
これらの要因を理解し、適切に対処することで、歯並びを改善するだけでなく、口腔全体の健康を守ることができます。
🦷Biotherapy(生物学的機能療法)とは?
Biotherapy(生物学的機能療法)は、「歯並びが悪くなる原因を考え、根本的に改善すること」を目指す治療法です。
Biotherapyのポイント
- 正しい成長を促す:顎の成長をサポートし、歯が自然に並ぶ環境を整えます。
- 生活習慣を見直す:食事や噛み癖、舌の使い方など、日常生活の改善を図ります。
- 自分の力で治す:可能な限り、自然治癒力を活用します。
当院ではまず生活習慣の聞き取りを行い、必要に応じて改善を提案します。それでも改善が難しい場合は、矯正装置を用いた治療を併用します。
🦷メカニカルな矯正治療について
使用する装置の種類
- 床矯正
顎を広げることで歯が並ぶためのスペースを確保します。取り外し可能で、お子さんの成長に合わせて調整ができます。
- ムーシールド
受け口の原因となる筋機能を改善する装置です。口の周りの筋肉バランスを整え、自然な歯並びをサポートします。
装置を使用する際の注意点
- 装置はあくまで補助的な役割を果たします。生活習慣の改善を怠ると、治療効果が十分に得られません。
- 悪いクセ(指しゃぶりや口呼吸など)の改善が重要です。
🦷矯正治療の流れ
矯正治療は一般的に2つの段階に分けて行われます。
I期治療(顎の成長をサポート)
- 顎のズレや幅を補正し、歯が並ぶためのスペースを確保します。
- 主に床矯正やムーシールドを使用します。
II期治療(歯並びの仕上げ)
- I期治療後も歯のデコボコや噛み合わせに問題がある場合に行います。
- ブラケットやワイヤーを用いて、歯並びを整えます。
🦷子どもの矯正治療を始めるメリット
1. 非抜歯矯正の可能性が高まる
子どもの顎の骨は柔らかく、成長中のため広げやすいです。そのため、抜歯を避けられる可能性が高まります。
2. 心理的コンプレックスの解消
歯並びが改善されることで、思春期にありがちな口元へのコンプレックスを和らげます。人前で自信を持って笑えるようになることは、お子さんの健全な成長に大きく貢献します。
3. 顔貌の改善
歯並びが整うと、顎の位置や顔のバランスが整い、自然な顔立ちをサポートします。
4. 虫歯や歯肉炎の予防
デコボコした歯並びが解消されることで、歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯肉炎のリスクが減少します。
🦷矯正治療を始める適切なタイミング
「矯正治療は何歳から始めればいいですか?」という質問をよくいただきますが、最適なタイミングはお子さんの成長やお口の状態によって異なります。
以下のサインがある場合は早めの受診をおすすめします
- 乳歯と乳歯の間に隙間がない
- 話し方や発音がおかしい
- 口呼吸が多い
- 顔の左右のバランスが悪い
特に、大人の歯(前歯)が生え始めたタイミングで一度相談するのがおすすめです。
治療が必要かどうか、適切な開始時期を見極めることができます。
🦷院長からのメッセージ
「矯正治療の相談に行く=治療しなければならない」と思う必要はありません。
まずは「お子さんの歯並びの成長が正しいか」を確認することが重要です。
当院では、お子さんの状態に合わせた診査・診断を行い、必要に応じて治療計画を立てます。
気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。一緒にお子さんの健康で美しい歯並びをサポートしましょう!

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睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは?ソムノデントで快適な睡眠を取り戻しましょう!
2024年12月6日

こんにちは、院長の市来です。
「最近いびきがひどいと言われる」「日中に強い眠気を感じる」そんな症状でお悩みではありませんか?それらはもしかすると、**睡眠時無呼吸症候群(SAS)**が原因かもしれません。
今回は、睡眠時無呼吸症候群の仕組みやリスク、当院で提供している治療法「ソムノデントMAS」について詳しくご紹介します。お悩みを解決し、快適な眠りを取り戻すお手伝いができれば幸いです。
🦷睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)とは、睡眠中に一時的に呼吸が止まる、または呼吸が非常に浅くなる状態を繰り返す病気です。無呼吸とは、10秒以上呼吸が停止する状態を指します。SASは、1時間に5回以上の無呼吸がある、または7時間の睡眠中に30回以上の無呼吸がある場合に診断されます。
主な症状
- 大きないびきが続く
- 日中の眠気や集中力の低下
- 睡眠中の息苦しさや突然の目覚め
- 朝起きたときの頭痛や倦怠感
これらの症状を放置すると、心臓病や高血圧、交通事故リスクの増加など、健康や生活に大きな悪影響を及ぼします。
🦷2. SASが起きるメカニズムと原因
メカニズム
睡眠中に舌や軟口蓋(上顎の奥の柔らかい部分)が弛緩し、気道が狭くなることで呼吸が妨げられます。この結果、血中酸素濃度が低下し、脳が「呼吸を再開せよ」と指令を出すことで一時的に目覚めることがあります。
主な原因
- 肥満: 喉や首周りの脂肪が気道を圧迫します。
- 顎の形状: 下顎が小さい、または後退している場合にリスクが高まります。
- 鼻閉(鼻づまり): 鼻の通りが悪いと、口呼吸に頼るため気道が狭くなりやすいです。
- 加齢: 筋肉の弛緩が進みやすくなります。
- 飲酒・睡眠薬: 筋肉を過度にリラックスさせるため、気道閉塞のリスクが高まります。
🦷3. 当院での検査と治療の流れ
3.1 自宅で簡単に検査できる「ウオッチパッド」
従来、SASの診断には専門の検査施設での「入院検査」が必要でしたが、当院では「ウオッチパッド」という機器を使用し、ご自宅で簡単に検査を行うことができます。
この装置は以下のことを測定します:
- 無呼吸の有無と回数
- 睡眠の深さ(浅い睡眠=レム睡眠、深い睡眠=ノンレム睡眠)
- 体位(仰向けや横向き)によるいびきや無呼吸の傾向
検査結果は、SASの重症度を確認し、適切な治療方針を立てるために役立ちます。
3.2 スリープスプリントでの治療
検査結果に基づき、当院ではスリープスプリントというオーラルアプライアンス(口腔内装置)を使った治療を行います。この装置はマウスピースのような形状をしており、睡眠中に下顎を前方に移動させることで気道を確保します。
🦷4. ソムノデントMASとは?
スリープスプリントの進化版である「ソムノデントMAS」は、より快適で効果的な治療装置として注目されています。
ソムノデントMASの特長
- オーダーメイド設計
患者様の口腔形状に合わせて製作されるため、装着感が格段に向上します。
- 自由な動き
装着したままでも会話、飲水、あくびが可能です。
- 高い治療効果
気道をしっかりと広げることで、無呼吸やいびきを効果的に改善します。
費用とリスク
- 費用: 176,000円(税込)
- リスク: 重症の場合、十分な効果が得られない可能性があります。また、歯や顎関節の状態により使用が制限される場合があります。
🦷5. 睡眠時無呼吸症候群が引き起こすリスク
SASを放置すると、以下のような深刻なリスクを伴います。
健康リスク
- 高血圧や心疾患のリスク増加
- 糖尿病の悪化
- 脳卒中の発症リスク
交通事故リスク
眠気により、居眠り運転や反応速度の低下が起こります。特にトラックやバスの運転手など、長時間の運転を職業とする方は注意が必要です。
🦷6. よくあるご質問
Q: ソムノデントMASは誰に適していますか?
A: 軽度から中等度のSASに特に効果的です。重症の場合は、CPAP(持続陽圧呼吸療法)との併用を検討することがあります。
Q: 装着感が不安です。慣れるのに時間がかかりますか?
A: 個別設計のため、装着感は非常に快適です。ほとんどの患者様が1週間程度で慣れると報告されています。
Q: 保険適用されますか?
A: 保険適用のスリープスプリントもご用意しています。ただし、ソムノデントMASは保険適用外です。
🦷7. まとめ
睡眠時無呼吸症候群は、放置すると健康や生活に大きな影響を与える病気です。
しかし、早期に適切な治療を行うことで、症状を改善し、質の高い睡眠を取り戻すことが可能です。
当院では、SASの検査から治療までをスムーズに提供しています。
特に「ソムノデントMAS」は、快適性と効果の両立を目指した最新の治療法として多くの患者様に支持されています。
「いびきが気になる」「眠りが浅い気がする」と感じたら、ぜひ一度当院にご相談ください。患者様の健康と快適な眠りを全力でサポートいたします!

医療法人輝笑会いちき歯科
〒530-0044 大阪市北区東天満1-10-10 サンファースト南森町2F
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