抜歯してすぐインプラントは可能?治療開始のタイミングについて解説
2025年05月1日
抜歯してすぐインプラントは可能?治療開始のタイミングについて解説
「歯を抜いたあと、どのくらいでインプラントを入れられますか?」
実際にインプラント治療を検討されている患者さまから、よくいただくご質問です。
歯を抜いた直後の状態や、骨の量・炎症の有無などにより、インプラント治療を始める最適なタイミングは人それぞれ異なります。今回はその目安についてわかりやすくご紹介します。
抜歯後、インプラントはすぐにできるの?
結論から言うと、「条件が整えばすぐに可能」ですが、すべてのケースで当てはまるわけではありません。
治療のタイミングは、大きく分けて以下の3つに分類されます。
① 即時埋入(抜歯と同時にインプラントを埋め込む)
- 抜歯と同時にインプラントを入れる方法
- 骨の状態が良く、感染や炎症がないことが条件
- 手術が1回で済むため、治療期間の短縮が可能
メリット:手術回数が少ない/治療期間が短い
デメリット:骨や歯ぐきの状態によっては適応外
② 待機埋入(抜歯後2〜3ヶ月待ってから)
- 抜歯後、歯ぐきや骨がある程度治癒した段階で行う方法
- 比較的多くの症例で行われているスタンダードな方法
メリット:治癒が進んでから行うため成功率が安定
デメリット:手術まで数ヶ月待つ必要がある
③ 完全治癒後の埋入(抜歯から4〜6ヶ月後)
- 骨が完全に治癒した後にインプラントを埋入する方法
- 骨の量が減ってしまう可能性があるため、骨造成が必要になることも
メリット:しっかり治った状態で治療できる
デメリット:骨の減少により治療が複雑化する可能性あり
抜歯直後のインプラントができる条件とは?
抜歯直後にインプラントが可能かどうかは、以下のような要素を総合的に判断して決定します。
- 骨の厚みや高さが十分にある
- 周囲に感染や炎症がない
- 歯周病の進行がない
- 全身の健康状態が良好(糖尿病・喫煙などは影響あり)
CTやレントゲンでの精密検査を行い、骨の状態や噛み合わせを総合的に評価することが必要です。
まとめ:焦らず「適切なタイミング」での治療が大切
インプラントは、タイミングを間違えると骨の吸収が進んだり、治療期間が延びたりすることがあります。
逆に、適切な時期を選べば、少ない負担で安定したインプラント治療が可能になります。
当院では、患者さま一人ひとりに合わせた治療時期のご提案を大切にしています。抜歯を予定している方や、すでに歯を失って時間が経っている方も、ぜひ一度ご相談ください。
記事監修者:市来 正博
医療法人 輝笑会 いちき歯科 理事長
経歴:国立岡山大学歯学部卒
【修了コース】
- ストローマンインプラントコース認定(1998年)
- カルシテックインプラントコース認定(2000年)
- 中国第四軍医大学 インプラントコース修了・プレゼン表彰(2007年)
- 韓国キョンヒ大学 インプラントコース(2008年)
- O.A.Mインプラントコース修了認定(2010年)
- インプラントアドバンスコース講師(2007/2009/2010/2011)
【所属団体】
- 日本インプラント学会
- 日本抗加齢医学会
【勉強会】
- SGIC(Study Group of Implant Consensus)
- 国際審美学会
- ITIメンバー
【お問い合わせ】
電話:06-6355-2073
お問い合わせフォーム:https://www.ichikishika.com/contact/
※インプラントや矯正治療については無料相談(30分)・有料相談(レントゲン撮影あり:3000〜5000円)を受付けております。



