ぶつけて歯が抜け落ちたときの対処法
2016年03月22日
こんにちは。
歯科医師の新井です。
今回は歯を打ったり、ぶつけたりして歯が抜け落ちたときの対処法についてお話しさせていただきます。
大人ではあまりないと思いますが、子どもは転んで前歯から転倒したり、友達や物とぶつかって前歯が抜け落ちることがあります。
歯の周りには歯根膜と呼ばれる薄い組織があり、その歯根膜が残っていると一度抜け落ちた歯でももとに戻せることがあります。
歯根膜は乾燥に弱く、18分乾燥した状態にあると死んでしまうといわれています。
歯が抜けてしまったら、乾燥させないようにしなければいけません。
抜けた歯の保存液として一番おすすめなのは牛乳です。
牛乳抜けた歯の歯根膜を生かしておくのに最適な身近な保存液です。
牛乳は約6時間歯根膜を生かしておくことができます。
口腔内適切な保存液が身近にない場合、口の中(唾液中)で保存して頂いた方が、乾燥させるより歯根膜が残る可能性が高くなります。
水道水では、歯根膜が生き残るのは1時間が限度とされ、2時間経つと死んでしまいます。
歯の保存ができたらすぐに歯科医院を受診するようにしてください。

この記事の監修者
市来 正博(いちき まさひろ) 歯科医師/医療法人輝笑会 理事長・いちき歯科 院長
岡山大学歯学部卒。専門はインプラント・歯周病予防処置・審美歯科。平成12年いちき歯科開業、平成21年に医療法人輝笑会を設立。日本インプラント学会・日本抗加齢医学会・国際審美学会ほか所属。



