★蓄膿症と歯の関係について★
2016年04月11日
こんにちは、藤林です。今日は蓄膿症と歯の関係についてお話させていただきます。
蓄膿症は、別名、上顎洞炎といいます。誰しも上のあごの中には空洞があります。ちょうど鼻の両側に左右対になってあります。そこを上顎洞といいます。その上顎洞に感染をおこした状態を上顎洞炎といいます。
上顎洞の形や大きさは人によって様々あり、個人差があります。一般的に上顎洞の底は上あごの奥歯の根と近接していて、痛みを感じることがあります。
上顎洞炎の原因は、鼻の炎症が広がったものと、歯の炎症が広がったものにわけられます。
鼻の炎症が広がったものは、花粉症や風邪が長引いた際に、上顎洞炎をおこしてしまうことがあります。耳鼻咽喉科の受診となります。
歯の炎症が広がったものは、主に根の治療をしたが膿んでいる場合、それを放置すると、上顎洞炎をおこしてしまうことがあります。一般的には片側だけに起こることが多いようです。
急性の場合には、歯の痛みに続いて、悪臭の強い鼻汁(膿)や頬の痛み、違和感があらわれます。慢性の場合には、歯の痛みは少ないようです。
原因菌はブドウ球菌、レンサ球菌とよばれる口の中に常に存在する菌が感染の原因となることが多いといわれています。
歯の炎症が広がったものは、耳鼻咽喉科で上顎洞炎の治療のみを行っても、原因の改善にはなりませんので、ここで原因歯となっている根の治療のやり直しを同時に行う必要があります。
まず、抗生物質を飲んでいただき、原因となっている歯の治療をおこないます。場合によっては、抜歯を行うこともあります。
そして上顎洞に膿がたまっている場合は、膿の排出をおこないます。それでも症状が改善しない場合は、蓄膿症の手術(根治手術)が必要になることもあります。
気になる症状がおありの方は、相談して頂くことをおすすめいたします。




