歯石除去の頻度は?痛い?歯科医師が解説する適切なケアと費用【いちき歯科】
2026年09月30日
歯石除去の頻度はどのくらい?痛い時の原因と対策、費用を歯科医師が解説
歯石除去の適切な頻度や、処置時の痛みが気になる方は多いのではないでしょうか。この記事では、歯石除去の必要性、適切な頻度、痛みの原因と対策、一般的な費用について、いちき歯科の歯科医師が詳しく解説します。
ご自身の歯やお口の状態を正確に把握するためには、歯科医院での診察が不可欠です。この記事で得た情報を参考に、ぜひ一度、いちき歯科にご相談ください。
歯石除去の頻度は3〜6ヶ月に一度が目安です
歯石除去の適切な頻度は、お口の状態や歯周病のリスクによって個人差がありますが、一般的には3〜6ヶ月に一度の定期的な受診が推奨されます。定期的に歯石を除去することで、お口の健康を維持しやすくなります。
なぜ歯石除去が必要なのでしょうか?
歯石除去が必要な理由は、歯石が歯周病や虫歯の大きな原因となるためです。歯石とは、歯垢(プラーク)が石灰化して硬くなったもので、歯ブラシでは取り除くことができません。 歯石の表面はザラザラしているため、さらに歯垢がつきやすくなり、細菌の温床となります。これを放置すると、歯茎の炎症や出血を引き起こす歯肉炎、さらに進行すると歯を支える骨が溶けてしまう歯周病へとつながります。また、歯石は虫歯菌の活動を活発にさせ、虫歯のリスクも高めます。
歯石が溜まりやすい人の特徴
歯石が溜まりやすいかどうかは、個人差が大きいものです。一般的に歯石が溜まりやすい人の特徴としては、以下のような点が挙げられます。
- 唾液の質や量: 唾液には歯の再石灰化を促したり、細菌を洗い流したりする働きがありますが、唾液の分泌量が少なかったり、アルカリ性が強すぎたりすると、歯石ができやすくなることがあります。
- 歯並び: 歯並びが複雑でデコボコしている部分は、歯ブラシの毛先が届きにくく、磨き残しが多くなりがちです。これにより、歯垢が溜まりやすくなり、歯石へと変化するリスクが高まります。
- 喫煙習慣: 喫煙は唾液の分泌量を減らし、歯茎の血行を悪くするため、歯周病を悪化させ、歯石の付着を促進する要因となります。
- 磨き残しが多い人: 日常の歯磨きで磨き残しが多いと、歯垢が残り、それが時間とともに歯石になってしまいます。
- 歯周病の既往がある人: 以前に歯周病にかかったことがある方は、歯周ポケットが深く、歯石が溜まりやすい傾向があります。
これらの特徴に当てはまる方は、特に注意して定期的な歯石除去を受けることが大切です。
歯石除去は痛い?痛みの原因と対策
歯石除去の際に痛みを感じるかどうかは、歯石の量や歯周病の進行度合い、個人の痛みの感じ方によって異なります。痛みの原因を知り、適切な対策をとることで、安心して処置を受けられます。
痛いと感じる主な原因
歯石除去で痛みを感じる主な原因はいくつかあります。
- 歯石が大量に付着している場合: 長期間歯石除去を受けていないと、歯石が厚く、広範囲に付着していることがあります。このような場合、除去する際に歯茎への刺激が大きくなり、痛みを感じやすくなります。
- 歯周病が進行し、歯茎が炎症を起こしている場合: 歯周病が進行すると、歯茎は腫れて赤くなり、少しの刺激でも痛みや出血が生じやすくなります。炎症が強い歯茎は特に敏感で、歯石除去の際に痛みを感じやすい傾向があります。
- 知覚過敏がある場合: 知覚過敏とは、歯の表面にあるエナメル質が削れたり、歯茎が下がったりして、象牙質が露出することで、冷たいものや熱いもの、歯ブラシの刺激などで一時的に歯がしみる症状のことです。歯石除去の際に露出した象牙質に器具が触れると、痛みを感じることがあります。
- 器具が歯茎に触れる場合: 歯石は歯と歯茎の境目や、歯周ポケットと呼ばれる歯茎の溝の奥に付着していることが多いため、除去の際に器具が歯茎に触れて刺激を与え、痛みを感じることがあります。
これらの原因は個人差があり、一概に「必ず痛い」とは限りません。
痛みを軽減するための対策
いちき歯科では、患者さんが安心して歯石除去を受けられるよう、痛みを軽減するための様々な対策を行っています。
- 麻酔の使用: 痛みが心配な方や、歯石の量が多い方、歯周病が進行している方には、表面麻酔や局所麻酔を使用することが可能です。表面麻酔は歯茎の表面に塗る麻酔で、処置中の不快感を和らげます。局所麻酔は歯茎に注射する麻酔で、処置中の痛みをほとんど感じさせません。
- 超音波スケーラーの調整: 歯石除去に用いる超音波スケーラーは、振動の強さや水量を調整できます。患者さんの歯や歯茎の状態、痛みの感じ方に合わせて、最適な設定で処置を行います。
- 手用スケーラーの併用: 超音波スケーラーでは届きにくい部分や、デリケートな部分には、手用のスケーラーを併用し、丁寧に歯石を除去します。これにより、歯への負担を最小限に抑えられます。
- 定期的な受診で歯石を溜めないこと: 歯石が少量であれば、処置にかかる時間も短く、痛みを感じるリスクも軽減されます。3〜6ヶ月に一度の定期的な歯石除去で、お口の中を清潔に保つことが、結果的に痛みの少ない処置につながります。
いちき歯科では、CT・マイクロスコープ等の精密機器を用いて、患者さん一人ひとりのお口の状態を詳細に確認します。その上で、患者さんのご希望や痛みの感じ方をお伺いし、状態に合わせた丁寧な処置を心がけておりますので、ご安心ください。
歯石除去の一般的な流れと費用
歯石除去は、一般的に保険診療で受けられる処置です。ここでは、一般的な処置の流れと費用について解説します。
歯石除去の一般的な流れ
歯石除去は、以下の手順で進められることが一般的です。
- 問診: まず、患者さんの既往歴や現在のお口の悩み、痛みに関するご希望などをお伺いします。
- 口腔内診査: 歯科医師が患者さんのお口の中全体を診察し、歯茎の状態や歯石の付着状況、虫歯の有無などを確認します。いちき歯科では、CT・マイクロスコープ等の精密機器を用いて、歯周組織の状態を詳細に確認できます。
- 歯石の除去(スケーリング): 超音波スケーラーや手用スケーラーを用いて、歯の表面や歯周ポケットに付着した歯石を丁寧に除去します。
- 歯面研磨(PMTC): 歯石除去後、歯の表面に残った細かな汚れや着色を専用の器具とペーストで磨き上げ、滑らかにします。PMTCとは、プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニングの略で、歯科医院で行う専門的な歯のクリーニングのことです。 歯の表面を滑らかにすることで、歯垢が再付着しにくくなります。
- フッ素塗布(必要に応じて): 歯質を強化し、虫歯を予防するために、フッ素を塗布することがあります。
これらの処置は、お口の状態によって複数回に分けて行われることもあります。
歯石除去にかかる費用(保険適用の場合)
歯石除去は、歯周病治療の一環として行われることが多く、保険適用となることが一般的です。費用は、歯石の量や範囲、処置回数によって異なりますが、3割負担で数千円程度(目安)です。
例えば、初診時に検査を含めて歯石除去を行った場合、3割負担で3,000円〜5,000円程度(目安)となることがあります。ただし、これはあくまで目安であり、お口の状態や必要な検査、処置内容によって変動します。また、初診料やレントゲン撮影などの検査料が別途かかる場合があることをご留意ください。
保険診療の範囲内で、患者さんのお口の健康をサポートできるよう、適切な治療計画をご提案いたします。
歯石除去後のケアと再発予防
歯石除去で一時的にきれいになっても、日々のケアを怠ると再び歯石は付着してしまいます。除去後の適切なケアと再発予防が、お口の健康を維持するために重要です。
ご自宅でできるセルフケアのポイント
歯石の再付着を防ぐためには、ご自宅でのセルフケアが非常に大切です。
- 正しい歯磨きの方法(ブラッシング指導): 毎日の歯磨きで、歯垢をしっかりと除去することが基本です。歯科医院では、患者さん一人ひとりの歯並びやお口の状態に合わせたブラッシング指導を行っています。適切な歯ブラシの選び方や、歯と歯茎の境目を丁寧に磨く方法などを身につけましょう。
- フロスや歯間ブラシの活用: 歯ブラシだけでは届きにくい歯と歯の間や、歯周ポケットの歯垢を除去するために、フロスや歯間ブラシを毎日使用しましょう。
- 洗口液の利用: 補助的に殺菌効果のある洗口液を使用することで、お口の中の細菌の増殖を抑える効果が期待できます。
- 食生活の改善: 糖分の多い飲食物の摂取を控えたり、よく噛んで食べることで唾液の分泌を促したりするなど、食生活を見直すこともお口の健康維持につながります。
これらのセルフケアを習慣化することで、歯石の再付着を効果的に予防できます。
定期検診の重要性
セルフケアだけでは限界があるため、定期的な歯科検診が非常に重要です。定期検診では、歯石除去だけでなく、以下のような総合的なお口のケアが受けられます。
- 虫歯や歯周病の早期発見・治療: 定期的にプロの目でチェックすることで、ご自身では気づきにくい初期の虫歯や歯周病を早期に発見し、悪化する前に治療できます。
- ブラッシング指導: 日々のセルフケアの状況を確認し、効果的なブラッシング方法について再度指導を受けることができます。
- 専門的なクリーニング: 歯石除去だけでなく、歯の表面の着色や汚れを専門的な機器で除去し、お口の中を清潔に保ちます。
いちき歯科では、院長 市来正博が歯周病の予防処置を専門領域のひとつとしております。患者さんのお口の健康を長く維持できるよう、定期検診を通じてサポートさせていただきます。
南森町・大阪天満宮で歯石除去なら「いちき歯科」へ
いちき歯科では、患者さん一人ひとりのお口の状態に合わせた丁寧な歯石除去と、予防ケアをご提供しています。
いちき歯科の歯周病予防への取り組み
当院では、患者さんの歯周病予防に力を入れています。
- 専門性のある歯科医師による診療: 院長 市来正博は歯周病の予防処置を専門領域のひとつとしており、豊富な知識と経験に基づいた診療を提供します。
- 精密機器による詳細な検査: CT・マイクロスコープ等の精密機器を導入しており、歯周組織の状態を詳細に確認できます。これにより、患者さんに合わせた最適な治療計画を立案し、より正確で丁寧な歯石除去を行います。
- チーム医療体制: 歯科医師6名以上・スタッフ30名以上が在籍しており、チームで患者さんをサポートする体制が整っています。歯科医師、歯科衛生士、受付スタッフが連携し、患者さんが安心して治療を受けられるよう努めております。
通いやすい環境とアクセス
いちき歯科は、患者さんが通いやすい環境を整えています。
- 駅からのアクセス: 南森町駅・大阪天満宮駅から徒歩1分、JR東西線8番出口すぐの好立地に位置しており、お仕事帰りやお買い物のついでにも気軽に立ち寄っていただけます。
- 診療時間: 診療は月〜土 10:00〜13:00/14:00〜18:30(受付は終了30分前まで)まで行っており、幅広い時間帯でご予約いただけます。日祝は休診です。
- 託児サービス: 保育士が在籍する託児サービスをご利用いただけますので、お子さま連れの方でも安心して治療を受けていただけます。
お口の健康は全身の健康にもつながります。南森町・大阪天満宮で歯石除去や定期検診をお考えでしたら、ぜひ「いちき歯科」にご相談ください。
FAQ
歯石除去は保険適用になりますか?
はい、一般的な歯石除去は保険適用となります。歯石の量や範囲、処置回数によって費用は異なりますが、3割負担で数千円程度(目安)です。
歯石除去はどのくらいの頻度で受けるべきですか?
お口の状態や歯周病のリスクによって個人差がありますが、一般的には3〜6ヶ月に一度の定期的な受診が推奨されます。歯科医師にご相談ください。
歯石除去は痛いですか?
歯石の量や歯周病の進行度合い、個人の痛みの感じ方によって異なります。痛みが心配な場合は、麻酔の使用や処置方法について事前に歯科医師にご相談いただけます。いちき歯科では、患者さんの状態に合わせた丁寧な処置を心がけています。
歯石除去で歯が削れることはありますか?
適切な器具と技術で歯石除去を行えば、歯が削れる心配はほとんどありません。超音波スケーラーや手用スケーラーを用いて、歯の表面を傷つけずに歯石を取り除きます。
まとめ
歯石は、歯周病や虫歯の原因となるため、定期的な除去が重要です。適切な歯石除去の頻度は3〜6ヶ月に一度が目安ですが、お口の状態によって個人差があります。処置時の痛みについては、歯石の量や歯周病の進行度合いによって異なりますが、麻酔の使用や丁寧な処置で軽減することが可能です。
ご自身の歯石の状態や、適切なケアについて不安がある場合は、自己判断せずに南森町・大阪天満宮の「いちき歯科」へお気軽にご相談ください。
ご予約・ご相談
WEB予約:https://dentnet-book.genesis-net.co.jp/874ichiki/reservation/menu
メール相談:https://www.ichikishika.com/contact/#link01
電話:06-6355-2073
所在地:〒530-0044 大阪市北区東天満1-10-10 サンファースト南森町2F
アクセス:南森町駅・大阪天満宮駅から徒歩1分、JR東西線8番出口すぐ
診療時間:月〜土 10:00〜13:00/14:00〜18:30(受付は終了30分前まで)
休診日:日祝
監修者欄
いちき歯科 歯科医師 堀内俊宏
大阪歯科大学卒(2017年)。専門は高齢者歯科。京都府立医科大学附属病院での研修等を経て2020年よりいちき歯科に勤務。
スタッフページ:https://www.ichikishika.com/staff/
参考
厚生労働省 医療広告ガイドライン
公益社団法人 日本歯科医師会
日本臨床歯周病学会



