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顎関節症・歯ぎしり・食いしばりでお悩みの方へ―歯科医院でできるボトックス療法と包括的なアプローチ

2024年12月20日

 

こんにちは、院長の市来です。

 

「ボトックス」と聞くと、美容外科領域でシワを取る目的の治療をイメージされる方が多いと思います。

 

しかし近年、歯科領域においてもボツリヌストキシン製剤を用いた治療が注目を集めています。

 

咬筋ボツリヌス療法は、顎関節症状や歯ぎしり・食いしばりを軽減し、顎関節への負担を減らす新たな手法として、多くの患者さんから好評を得ています。

 

当院では、これらの症状を根本から改善するため、診査診断を徹底し、マウスピース・スプリント療法や噛み合わせ調整、矯正治療、そしてボツリヌス療法など、様々な治療法を組み合わせた総合的な治療プランをご提供しています。

 

また、私は顎関節症・食いしばり・歯ぎしりに関するセミナー講師として歯科医師向けの教育にも携わっており、豊富な知識・経験をもとに患者さん一人ひとりに合わせた最適な治療をご提案いたします。

 

もし、以下のような症状でお困りでしたら、ぜひ一度ご相談ください。

次の症状、ありませんか?
口を開ける時、耳の前の関節あたりがカックンと鳴る
口が開きにくくなった
口を開けたり閉じたりするとこめかみが痛い
頭痛・肩こりがひどい
睡眠中の歯ぎしり、食いしばりがある
歯がすり減っている

 

こうした症状は「顎関節症」「歯ぎしり」「食いしばり」などの問題が潜んでいる可能性があります。

 

放っておくと、歯の摩耗や顎関節のダメージはもちろん、頭痛・肩こり、さらには全身の不調につながることもあります。

 

当院では、豊富な経験と先進的な診断技術を用いて原因を特定し、あなたの症状に合った最適な治療法をご提案いたします。

 

その中でも、今注目を集めているのが「咬筋ボツリヌス療法」です。

 

 

🦷歯科におけるボトックス療法(咬筋ボツリヌス療法)とは

ボツリヌストキシン製剤(通称ボトックス)を過度に緊張している咬筋(噛む時に使われる筋肉)や表情筋に注入することで、筋肉の過剰な動きを緩和し、顎関節や歯への負担を軽減する治療です。

美容外科でおなじみの手法を歯科領域に応用することで、以下のような効果が期待できます。

 

顎関節症状の緩和:歯ぎしり、食いしばりによる顎関節や筋肉への過度な負担を減らし、顎の痛みや開口障害、関節音などを軽減
エラ張り改善:過度に発達した咬筋をリラックスさせることで、エラ張りが和らぎ、フェイスラインがすっきりした印象に
ガミースマイルの改善:笑ったときに過度に上唇が上がり歯ぐきが見えすぎてしまう状態を改善

 

治療は短時間で行え、効果は数日~2週間程度で現れ、3~6ヶ月ほど持続します。

 

効果が弱まったら再度注入することで、長期的な改善も期待できます。また、即日対応が可能な場合もあるため、「急に歯が痛んだ」「被せ物が取れた」「歯肉が腫れた」といった急なトラブルにも柔軟に対応する体制を整えています。

 

※なお、咬筋ボツリヌス療法はあくまで診査・診断に基づき、医師が必要と判断した場合に行います。診断なしでの処置はできません。

 

 

 

 

🦷「診査診断の徹底」~根本的な原因を探ります

顎関節症や歯ぎしり・食いしばりといった問題は、単純に「力み過ぎ」で片づけられるものではありません。

 

歯並びや噛み合わせの問題、生活習慣、ストレス、姿勢の悪さなど、複雑な要因が絡み合っています。

 

当院では、「診査診断」を徹底し、根本的な原因を追究することで、より効果的な治療計画を立てています。

 

当院で行う主な検査・診断ツール

筋電計による計測(SEMG:表面筋電図)
噛む力や筋肉の活動状態をリアルタイムで測定します。筋肉の緊張状態を数値化することで、どの治療法が適切か判断しやすくなり、治療効果の客観的な評価にも役立ちます。
CT診断
従来のX線は平面的な情報しか得られないのに対し、歯科用CTでは顎の骨や関節、歯の状態を三次元的に把握できます。これにより、見落としていた病変や骨格的な問題を発見し、治療計画に反映させることが可能です。
ゴシックアーチ(Gothic Arch)による噛み合わせ分析
顎は前後・左右・上下に微妙に動くため、その「適正な位置」を特定することが治療成功のカギになります。ゴシックアーチという手法を用いることで、患者さん自身がどこで噛んだらいいか明確になり、「適当な位置で噛んでいたために治療がうまくいかない」という問題を解消します。

 

これらの診断手段を組み合わせ、精密なデータに基づいた総合的な治療プランを策定します。

 

 

 

🦷多彩な治療オプションで問題にアプローチ

顎関節症・歯ぎしり・食いしばりは、一つの治療法だけで解決できるわけではありません。当院では、患者さん一人ひとりの症状・原因に合わせて、以下のような治療オプションを組み合わせることで、根本的な改善を目指します。

 

1. 咬筋ボツリヌス療法

先ほどご紹介した通り、筋肉の過剰な緊張を和らげることで、顎への負担を軽減します。この療法は、美容外科でのシワ取りで知られていますが、歯科分野では機能的な改善に主眼を置いています。

2. マウスピース/スプリント療法

就寝時の歯ぎしりから歯や顎関節を守るため、専用のマウスピースやスプリントを作製します。当院には院内歯科技工士がおり、個々の患者さんに最適な形態・硬さのスプリントを精密に作成することが可能です。

3. 噛み合わせの調整

上下の歯が咬み合うときに「引っかかり」や不調和がある場合、微調整を行うことで負荷を均等に分散させ、筋肉や関節へのストレスを軽減します。

4. 被せ物の治療

単なる調整だけでは問題が解決しない場合、被せ物を新しく作り直すことで、正しい噛み合わせを再構築します。

5. 矯正治療

全体的な噛み合わせや歯並びのバランスが悪い場合、矯正治療を行うことで根本的な改善を図ります。

これらの治療を組み合わせることで、当院では顎関節症や歯ぎしり、食いしばりに対して総合的なアプローチを実施しています。咬筋ボツリヌス療法はその中の一つの有力な選択肢であり、多くの患者さんがその効果を実感しています。

 

 

 

 

 

🦷当日予約・即日対応も可能

突然、被せ物が取れたり、歯が痛み出したり、歯肉が腫れたりすることもあるかもしれません。そうした急なトラブルに対しても当院では「即日対応」を心がけております。できる限り迅速な処置で、患者さんの不安を軽減できるような診療体制を整えています。

 

 

 

 

🦷専門知識と経験豊富な院長が担当

当院の院長は、顎関節症・食いしばり・歯ぎしり治療において、歯科医師向けのセミナー講師も務めております。これは、日々の臨床経験と学術的な知識を常にアップデートし、最新の治療技術を習得していることの証です。患者さんの悩みに対して多角的な視点からアドバイス・治療ができる点は、当院の大きな強みの一つです。

「どこに相談していいかわからない」「どんな治療があるのかイメージできない」「今すぐなんとかしたい」など、どんなお悩みでも気軽にお聞かせください。

 

 

 

🦷初診「個別」相談へのご案内

初めての方や、これまで他院での治療で改善が見られなかった方も、ぜひ一度ご相談ください。当院では個別相談を通じて、お口のお悩みや疑問・不安にじっくりと耳を傾けます。カウンセリング後、あなたに最適な診査・診断、治療プランをご提案いたします。

ご予約やお問い合わせは、お電話や当院ホームページの予約フォームからお気軽にどうぞ。

 

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当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話しいただけたらと思います。
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