神経を抜いた歯の色の変色について

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神経を抜いた歯の色の変色について

2015年08月31日

みなさま、こんにちは。

歯科医師の新井です。

 

今回は神経を抜いた歯の色の変化についてお話させていただきます。

 

神経を抜いた歯は経年的に天然の歯と比べて黒っぽく変化することがあります。神経を取る治療をすると、神経だけではなく、歯に栄養を運んだり代謝の役割を担う、歯の血管も一緒に取ることになります。

そうなると歯の血液成分や歯髄組織の変性物が代謝されなくなり、古くなったコラーゲン様の物質がたまっていくことになります。

この古くなった物質がたまっていくことによりにより、歯は次第に黒く変化してゆきます。

こうなった歯の色は、表面から白くしていくホワイトニングをしても、歯の色はほとんど変化しません。

そこで、歯の中に直接漂白剤を入れる、ウォーキングブリーチという方法があります。

 

一般的な方法は、現在日本では35%程度の過酸化水素と過ホウ酸ナトリウム粉末を混和して用いるケースが多いです、。

混和された薬剤を歯の中につめて、セメントにより緊密に仮封し絶対に口腔内に溶出しないようふたをします。充填1週間くらいたってから漂白の評価を行い、隣りの歯と色調が同様になるまで漂白を何度か繰り返します。

充填された薬剤から発生するフリーラジカルが象牙細管内に拡散し、着色原因物質を分解することにより漂白効果を期待するのです。

 

もし神経を抜いた歯が黒くなって気になっている方は、相談してみてください。

 

 

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