歯の詰め物が取れたときの対処法
2016年10月17日
食事をしているときに詰め物が取れたら焦ってしまいますよね。そんな時にどうすればよいか書いてみたいと思います。
間違った対処法をとるとさらにトラブルを招くこともありますので是非お読みください。
A.詰め物が取れた時にやってほしくない事
1.取れた詰め物を無理やり戻さない
取れた詰め物を無理に戻して、きれいに収まらない場合はその部分が強く当たってしまい歯が割れたり欠けたりする可能性があります。
また詰め物自体も変形して戻らなくなってしまうこともあります。また、また外れて誤飲してしまう危険性もありますので、戻さずにそのままお持ちください
2.とれた詰め物を自分で接着剤を使ってつけない
たまにとれた詰め物を自分でつけられる方がおられますが、これはやめていただきたいです。
自分でつけてしまうときっちり戻せないこともあり、ずれてしまうとその部分だけあたって大変食べにくくなるばかりか歯にトラブルを起こすことが多いです。
また、取れた原因が虫歯により隙間ができたためのこともあり、つけてしまうと確認できなくなります。
結局外すことになると自分の大切な歯を余分に削らないといけなくなることもありますので、自分でつけることは避けていただきたいです。
3.つけた詰め物をティッシュにつつんだ状態で持ってくる
とれた詰め物をティッシュにくるまずに何か小さい容器に入れて持ってきてください。
ティッシュにくるんでいると間違って捨ててしまったり、持ってくる途中で零れ落ちてなくなってしまったりします。
また、詰め物がきゃしゃであると変形してしまう恐れもありますから小さいケースに入れて持ってきていただくのがベストな選択です。
B. 歯医者に行くまでの注意点
1.歯磨きをしっかりする
取れた部分は歯の表面より柔らかい部分なので露出していると虫歯になりやすくなります。
短期的にすぐ虫歯になるわけではありませんが、食べかすが詰まったままですと歯にも歯茎にも悪影響を与えますので歯ブラシをしっかりして環境を整えることが大切です。
2.とれた歯を極力使わない
詰め物が取れてしまうと残った歯の部分は弱くなるので、欠けたりひびが入ったりする可能性があります。
ひびが神経に達すると強い痛みを生じます。それによって神経を抜いたり、最悪の場合歯が折れて抜かなければならないこともなりえるので取れた歯は極力使わないようにしてください。
3.温度刺激の強いものは控える
取れた歯はたまに知覚が過敏になっていることがあり温度刺激の強い食べ物は痛みを生じやすいです。そのような食べ物は反対側を使うようにしてください。
C。取れた後心がけておくこと
1.とれた詰め物を捨てない
結構の方がとれた詰め物を捨ててしまいます。取れた部分に虫歯がなく、詰め物も変形していなければそのまま戻せることも多いです。
使えるか使えないかは実際、歯科医師が判断します。自己判断で捨てるともったいないことになる可能性がありますので、是非そのままお持ちください。
2.取れてもあわてない
詰め物が取れても元々虫歯が大きくなってなければすぐに虫歯が大きくなるわけではありません。
早く歯医者に行くにこしたことはありませんが、1,2週間ですごく悪化するわけではありませんので慌てずお約束をとってご来院ください。
D. 詰め物を飲み込んでしまった場合
詰め物を飲み込んでも基本的には便と一緒に体の外に排出されますので心配いりません。
ただし、飲み込んだ後咳込んだりする場合は気管に入っている可能性がありますので、医療機関でレントゲン審査を行いどこにあるか確認する必要があります。
特に子供や高齢者の場合にそういうことが起こりえます。いったん気管に入ると出てきにくいので、ファイバースコープ等を使って取り出す必要があります。
まとめ
詰め物が取れて放置しておくといろいろなトラブルが起こりますので早めに歯科医院に来院されることをお勧めします。




